13歳少女が野球殿堂入り 男子相手に完全試合 米国
(CNN) 米国で13歳の女性投手が完全試合2試合を達成した功績を認められ、野球殿堂入りを果たした。
殿堂入りしたのはフロリダ州プラントシティーのリトルリーグ投手だったチェルシー・ベーカーさん。かつて大リーグ投手だった
故ジョー・ニークロさんに教えを受けたベーカーさんは、男子相手にノーヒットノーランの記録を達成した。
米ニューヨーク州クーパーズタウンの殿堂博物館には、ベーカーさんが完全試合達成時に着ていたユニフォームが寄贈された。
野球における女性の功績を紹介するコーナーに展示されるという。
ベーカーさんはCNNのインタビューに応え、「本当に名誉あることで、うれしく思う」と喜びを語った。
7歳のころからピッチングを始めたというベーカーさんは、約100キロの速球と、文字通り男子泣かせの豪快なナックルボールを
投げる。「ナックルボールで打ち取った打者が、ヘルメットを脱ぎ捨てて泣き出すこともある」と笑顔になった。
ニークロさんは2006年に死去するまで、ベーカーさんのチームのバッティングピッチャーだった。「彼の投げる球がどうしても
打てなかったので、いつも教えて欲しいと懇願して、ある日ついに教えてもらえた」と振り返る。
そのナックルボールを武器に、ベーカーさんのチームは4シーズン無敗の成績を残した。バッティングも得意だが、本人は
「打つよりも投げる方が好き」だという。
今はスポーツ界の女性を応援する団体に所属し、全米から集まった女性のチームで投手を務める。今後のキャリアについては
「できるだけ長く野球をやりたい。ハイスクールで野球をやって、それから米国代表の女性チームでプレイしたい」と抱負を語った。
ソース: cnn.co.jp
http://www.cnn.co.jp/sports/AIC201008240012.html ※上記ページにインタビュー動画があります。
※依頼があり立てました。