【事故】墜落ヘリはデモ飛行、６管幹部相談し隠す　指摘受け公表　海保ヘリ墜落事件

◆墜落ヘリはデモ飛行、６管幹部相談し隠す　指摘受け公表

　香川県沖で第６管区海上保安本部（広島市南区）のヘリコプター「あきづる」が１８日に墜落し、乗員４人が死亡、１人が行方不明
になっている事故で、６管の林敏博本部長（１等海上保安監）ら幹部が翌１９日朝、司法修習生による体験航海向けに同機がデモン
ストレーション飛行をした事実を公表しないと決めていたことがわかった。一部の報道機関の問い合わせを受け、１９日夜になってデ
モ飛行の事実関係を認めていた。

　体験航海を主催した岡山地検への配慮とみられるが、事故原因の究明が求められるなか、飛行目的という根幹情報を組織的に
隠蔽（いんぺい）した６管の姿勢が問われそうだ。前原誠司国土交通相は２０日の記者会見で「（デモ飛行と事故が）直接因果関係
はないとの認識だったにせよ、報告しなかったことは適切でなかった」と指摘。鈴木久泰・海上保安庁長官は２０日午後、報道対応
を支援・監督するため、専門官を６管に派遣した。

　体験航海は岡山地検の依頼を受け、司法試験に合格して地検で研修中の司法修習生を対象に水島海上保安部（岡山県倉敷
市）が計画。ヘリが所属する広島航空基地（広島県三原市）は１８日、計２回の体験航海に合わせたデモ飛行とパトロールの実施を
決めた。しかし、１８日午後３時１０分、ヘリは２回目のデモ飛行の前に墜落した。

　海上保安庁の関係者によると、ヘリがデモ飛行をしていたことについては、１８日夕に水島海保から６管幹部らにメールで報告され
ていた。しかし、複数の６管幹部が１９日朝、記者会見での対応を協議し、司法修習生向けのデモ飛行だった事実については、６管
側から説明しないと決定。林本部長も了承したという。

　６管側は１９日午後４時の会見で、ヘリが墜落直前に体験航海をしていた巡視艇と無線交信していたと説明したが、デモ飛行の事
実については触れなかった。

　しかし１９日午後に、一部の報道機関から「水島海保の巡視艇は司法修習生向けの体験航海中だったはずだ」との問い合わせが
あり、６管は１９日午後８時過ぎの会見でようやく、事故前後のデモ飛行の事実を明らかにした。

　６管の畑口一樹総務課長は、デモ飛行を伏せた理由について「修習生が（事故の）責任を感じてしまうことについて配慮した」と釈
明。海上保安庁の幹部は「司法修習生という他省庁（法務省）が絡む参加者について、６管側が会見で触れれば、後々クレームが
つくのではと心配したのではないか」とみている。

　一方、体験航海に司法修習生らを参加させた岡山地検の岩崎吉明次席検事は２０日、報道陣に対し「公にしないでほしいとの依
頼は一切していない。（６管からの）申し入れも全く何もなかった」と話した。

ソース：asahi.com（朝日新聞） 2010/08/21 03:40
http://www.asahi.com/national/update/0820/OSK201008200243.html

画像：
大破したヘリを調べる運輸安全委員会の調査官ら＝２０日午後３時１０分、香川県丸亀市、中崎太郎撮影
http://www.asahicom.jp/national/update/0821/images/OSK201008200250.jpg

【〓】ソフトバンクの電波がヤバイ
http://c.2ch.net/test/-/dqnplus/1281954155/1-

隠蔽工作の国　日本　　役人は国民の敵

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また海保です・・・

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よその国もヘリに通信士だの整備士を乗せて飛行するのか？

通常なら、パイロット、コパイ、レスキュークルー程度だと思うんだけど。
やっぱ日本って役人体質なんかなぁ。

何から何まで　最初から最後まで　でたらめな奴らだ

長官の鈴木久泰って元航空局長じゃないの！ひでーな。これじゃ事故調だってあやしげた、よ

>>5
そんなんで役人体質とかバカ？

６管に危機管理のずさんさ　記者会見で説明二転三転

　香川県沖の瀬戸内海に海上保安庁のヘリコプター「あきづる」が墜落した事故で、事故当日の飛行目的を公表しないと
決めたのは、第６管区海上保安本部（広島市南区）のトップの判断だった。事故発生から２１日までに計２４回の記者会見を
開催。説明や釈明を二転三転させ、情報管理や危機管理のずさんさが浮かび上がった。海の安全を守る組織の信頼が問われて
いる。
　「事故とは直接関係がなく、触れる必要がないと判断した。世間と海保の常識が違うのかもしれません」。
　墜落したあきづるが司法修習生向けにデモンストレーション飛行をしていた事実を公表しなかったのは、林敏博６管本部長の
判断だったことが判明。２１日に急きょ開かれた記者会見で、林本部長は苦しい釈明を重ねた。
　事故当日の夜、６管の会議室で林本部長たち幹部数人が対応を協議した。事故がデモ飛行の合間に起きていたことを把握して
いたが、公表しないことを幹部の一人が提案。林本部長は「結構です」と決定したという。
　「すべてを明らかにすべきだった」。会見で広報や情報管理に問題があったことを認める一方で、林本部長は「（デモ飛行の事実を）
公表しないことに疑問は感じなかった」とも語った。
　６管がデモ飛行の事実を公表したのは１９日夜。事故発生から１日以上たっていた。デモ飛行を把握した時点について、当初は
「１８日夕」と説明していたが、２０日には「１９日朝」「１８日夜」と変遷した。
　最終的に「デモ飛行」の事実を認めたのも、報道機関からの問い合わせを受けてからだった。
　また、墜落したあきづるからの最後の無線連絡について、当初は「１８日午後３時１分」としていた。それが「同３時１０分」と
変わり、２０日になって「勘違いだった」と訂正を繰り返すなど、情報管理の甘さを見せた。
　海上保安庁への報告もメールを誤送信。デモ飛行の事実を報道で知った同庁からの問い合わせを受け、内容を説明したという。
結果、前原誠司国土交通相への連絡も遅れた。
　相次いだ不手際を海上保安庁も重視。前原氏は２１日、本部長の責任について「事実関係をしっかり調べ、厳正に処分しなければ
いけないと思っている」と述べた。
　ある６管職員は「デモ飛行は最初から公表すべきだった。ドタバタしたのだろうが、冷静に物事が見えていない」。そんな声が内部からも
上がっている。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201008220070.html

香川沖・海保ヘリ墜落：６管本部長が謝罪　デモ飛行隠ぺい、「組織的」は否定

　香川県多度津町・佐柳島（さなぎじま）沖の瀬戸内海で、第６管区海上保安本部広島航空基地（広島県）のヘリコプター
「あきづる」が墜落し、５人が死亡した事故で、林敏博・６管本部長は２１日記者会見し、デモンストレーション飛行の
合間の事故だったことを公表しなかったことについて、自身の判断だったと認めた。「組織的隠ぺいとの疑義を持たれるのは
やむを得ない。申し訳ない」と謝罪したが、自身の進退については辞意を否定した。
　林本部長によると、同本部は１８日夜、事故状況の公表について幹部会議を開いた。最後の交信記録の公表についての検討を
優先し、デモ飛行については「事故現場と離れており、触れる必要はない」という判断で意見が一致。幹部から改めて確認を
求められたが、「それで結構です」と答えたという。翌１９日午前には、林本部長は短時間の記者会見をしたが、デモ飛行に
触れず、その日の夜になって広報担当の総務課長が初めて公表した。
　林本部長の２１日の会見は約２時間半にも及んだが、組織的隠ぺいの意図については一貫して否定した。
　また、国土交通省運輸安全委員会の航空事故調査官は２１日、飛行計画や事前準備には問題はないとの見解を示した。大村圭司・
主管航空事故調査官らが広島航空基地で交信記録などについて聞き取り調査をした。

　◇「気が緩んだ？」パイロット指摘
　第６管区海上保安本部は墜落事故とデモ飛行の因果関係を否定するが、民間会社のパイロットからは疑問視する声も出ている。
パトロール中のヘリは通常高度３００〜６００メートルで飛行するが、「あきづる」は海面から５０〜１０５メートルの高さに
張られた送電線に前脚部を引っかけ、海に落ちた。
　国土交通省運輸安全委員会の航空事故調査官によると、通常速度のまま減速せずに送電線に接触したとみられる。送電線に気付か
ないまま接触した可能性がある。
　墜落したのは２回目のデモ飛行の海域まで約１７キロの地点だったことや廃船調査の場合は目視で確認できるまで降下することも
あり、海保関係者は「デモ飛行に備えて低空飛行していたとは考えられない。廃船調査などのため高度を下げていたと見るのが自然」
と話す。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100822ddm041040061000c.html

　こうした見方に対し、飛行歴２５年で瀬戸内海の飛行経験も豊富な民間会社のパイロットは「送電線の存在を失念して
いたとしか思えない」と指摘する。「墜落現場では、送電線の両端の鉄塔が島の木立に隠れて見えにくいが、島と島の間に
送電線があるのはパイロットにとって常識。飛行ルートの最後に本来業務ではないデモ飛行が入り、気が緩んだのでは」と
話す。

実際 核ミサイル 整備済みだったりして(^_^;)
隠しておいた方が良いよね