かつてボリビアの最高実力者だったフアン・ぺレーダ元将軍(79)が、子供たちの前で下半身を露出したとして逮捕され、
薬物依存症治療施設に送られた。国営ABI通信が18日に伝えた。
ぺレーダ元将軍は1978年の4カ月間、同国で実権を握っていた人物。同国最大の都市サンタクルスで
17日に子供たちの前で下半身を露出し、少女を自分の車に連れ込もうとしたとして、保護者らに取り押さえられたという。
麻薬対策当局者によると、逮捕されたぺレーダ元将軍はコカイン入りのたばこ2箱を持っており、
薬物検査で陽性反応が出た。このため薬物依存症治療施設に送られ、精神鑑定を受けているという。
コカインは自分で使用する目的で持っていたもので、販売などの意図はなかったと当局は見ている。麻薬密売組織との関係もないとされる。
警察署でテレビの取材に応じたぺレーダ元将軍は、少女たちに話しかけたことも接触したこともないとして容疑を否定、
「誤認だ。彼らのことは知らない」と弁明した。
ぺレーダ元将軍は1978年にクーデターを起こして7月から11月まで実権を握ったが、
自身もクーデターを起こされ失脚した。その後公職には就いていない。
以下ソース:CNN
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201008200011.html