【宇宙】船外活動でISSの故障ポンプ交換成功　２飛行士が２３時間

◆船外活動で故障ポンプ交換成功　２飛行士が２３時間

　【ワシントン共同】国際宇宙ステーションの冷却装置故障で、米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）の２人の宇宙飛行士は１６日、３回目の船
外活動を行い、故障したポンプを予備のポンプに交換することに成功した。２人の飛行士が修理のために船外活動を行ったのは計
約２３時間に上った。

　今のところ機器は順調に作動しており、実験装置の電源を切る緊急措置を取っていた船内は、１９日までには正常な状態に戻る
見通し。

　交換作業は当初、２回の船外活動で終える予定だったが、１回目の活動でポンプを取り外す際に配管からアンモニア漏れが発
生したために作業が難航。追加の船外活動が必要になった。

　冷却装置は、７月３１日に２系統あるうちの１系統が故障。ＮＡＳＡは船内が暑くなりすぎないよう、一部の実験装置の電源を切る
などして対処した。滞在中の６人の宇宙飛行士の安全に問題はなかった。

ソース：47news←共同通信 2010/08/17 09:21
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081701000188.html