人身売買事件で台湾籍の男性に逆転無罪 東京高裁
2010.8.13 00:11
マカオ出身の少女2人をスナックに売り渡したとして、人身売買罪に問われた台湾籍の男性会社役員(60)に対し、
東京高裁(岡田雄一裁判長)が懲役3年、執行猶予5年とした1審千葉地裁判決を「事実誤認がある」として破棄し、
逆転無罪を言い渡していたことが12日、分かった。判決は7月13日付。検察側は上告せず確定した。
昨年4月の1審判決は、共犯の会社員の男=懲役2年6月、執行猶予4年が確定=とともに、平成20年8月30日、
千葉県八街市のスナック経営者に当時17歳と18歳の少女を計148万円で売り渡したと認定した。
岡田裁判長は「被告らが被害者を不法な支配下に置いていたと認定する事情に乏しい」と判断した。
ソース: MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100813/trl1008130012000-n1.htm ※依頼があり立てました。