北朝鮮、ニンジンで負債返済 提案受けチェコ受領検討
【ウィーン共同】フランス公共ラジオは13日までに、約1千万ドル(約8億6千万円)の負債の5%を
朝鮮ニンジンで返済したいとした北朝鮮の提案について、チェコ政府が受け入れを検討していると伝えた。
チェコのメディアによると、取引が成立した場合、同国が受け取る朝鮮ニンジンは20トンになるという。
チェコ財務省高官は11日、朝鮮ニンジンによる返済受け入れは「選択肢の一つ」と説明。「業者からも
朝鮮ニンジンを取り扱いたいと連絡を受けている。国にとっていいビジネスになるだろう」と述べたという。
チェコのメディアは7月末、同高官の話として、現物返済になる場合、チェコ政府が朝鮮ニンジンではなく、
亜鉛による返済を北朝鮮に求めていると報じていた。
今回の北朝鮮の負債は、1980年代に当時のチェコスロバキアから路面電車やトラック、機械類を購入した代金という。
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081301000151.html