「科学の面白さを子供たちに知ってもらおう」と活動する山形大工学部OBらの「米沢工業会」が指導する
発泡スチロール製模型飛行機作り体験会が山形市城南町の県産業科学館で10日開かれた。
県内から小学生23人が参加し、グライダー型の型紙を使い、重心がずれないように慎重に発泡スチロールを
切り抜く作業に一生懸命に取り組んだ。雨にぬれても大丈夫だが、風具合が頼り。廊下で飛ばし、重心の
位置や主翼のバランスで飛ぶ距離が変わり、喜んだり残念がったり。
3メートルほど飛んだ米沢市立南原小5年の村上桃香さん(11)は「発泡スチロールを正確に切るのが難しかった。
学校では実験や工作をすることが少ないので面白かった」とうれしそう。
指導した高橋一郎・山形大大学院教授(機械システム工学)は「作るだけでなく、飛行距離を伸ばすためにどう
すればいいのかを考え、飛行機の構造の改良点を探るようになるきっかけになれば」と子どもたちにアドバイス
していた。【前田洋平】
ソース: 毎日新聞
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100711ddlk06040043000c.html ※依頼があり立てました。