【社会】「ホメオパシー」トラブルも 日本助産師会が実態調査

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1酔っても送ってもらえない(100901)φ ★
「ホメオパシー」と呼ばれる代替療法が助産師の間で広がり、トラブルも起きている。乳児が死亡したのは、
ホメオパシーを使う助産師が適切な助産業務を怠ったからだとして、損害賠償を求める訴訟の第1回口頭
弁論が4日、山口地裁であった。自然なお産ブームと呼応するように、「自然治癒力が高まる」との触れ込み
で人気が高まるが、科学的根拠ははっきりしない。社団法人「日本助産師会」は実態調査に乗り出した。

新生児はビタミンK2が欠乏すると頭蓋(ずがい)内出血を起こす危険があり、生後1カ月までの間に3回、
ビタミンK2シロップを与えるのが一般的だ。これに対し、ホメオパシーを取り入れている助産師の一部は、
自然治癒力を高めるとして、シロップの代わりに、レメディーと呼ぶ特殊な砂糖玉を飲ませている。

約8500人の助産師が加入する日本助産師会の地方支部では、東京、神奈川、大阪、兵庫、和歌山、
広島など各地で、この療法を好意的に取り上げる講演会を企画。2008年の日本助産学会学術集会の
ランチョンセミナーでも、推進団体の日本ホメオパシー医学協会の会長が講演をした。同協会の
ホームページでは、提携先として11の助産院が紹介されている。

日本助産師会は「問題がないか、実態を把握する必要がある」として、47支部を対象に、会員の
ホメオパシー実施状況やビタミンK2使用の有無をアンケートして、8月中に結果をまとめるという。

また、通常の医療の否定につながらないよう、年内にも「助産師業務ガイドライン」を改定し、ビタミンK2の
投与と予防接種の必要性について記載する考えだ。日本ホメオパシー医学協会にも、通常の医療を否定
しないよう申し入れた。

助産師会の岡本喜代子専務理事は「ホメオパシーを全面的には否定しないが、ビタミンK2の使用や
予防接種を否定するなどの行為は問題があり、対応に苦慮している」と話している。

助産師は全国に約2万8千人。医療の介入を嫌う「自然なお産ブーム」もあり、年々増えている。主に助産師
が立ち会うお産は、年間約4万5千件に上る。

(続きます)

ソース: 朝日新聞
http://www.asahi.com/health/news/TKY201008040482.html
【ホメオパシー特集】レメディーと呼ばれる砂糖玉。原材料名にはテンサイ糖と書かれている
http://www.asahi.com/health/news/images/TKY201008040499.jpg

※依頼があり立てました。
2酔っても送ってもらえない(100901)φ ★:2010/08/06(金) 19:50:21 ID:???
(>1の続き)

テレビ番組で取り上げられたこともある有名助産師で、昨年5月から日本助産師会理事を務める神谷整子氏も、
K2シロップの代わりとして、乳児にレメディーを使ってきた。

取材に応じた神谷理事は「山口の問題で、K2のレメディーを使うのは、自重せざるを得ない」と語る。この問題を
助産師会が把握した昨年秋ごろまでは、レメディーを使っていた。K2シロップを与えないことの危険性は妊産婦に
説明していたというが、大半がレメディーを選んだという。

一方で、便秘に悩む人や静脈瘤(りゅう)の妊産婦には、今もレメディーを使っているという。

ホメオパシーをめぐっては英国の議会下院委員会が2月、「国民保健サービスの適用をやめるべきだ。根拠無しに
効能を表示することも認めるべきではない」などとする勧告をまとめた。薬が効いていなくても心理的な効果で改善
する「偽薬効果」以上の効能がある証拠がないからという。一方、同国政府は7月、科学的根拠の乏しさは認めつつ、
地域医療では需要があることなどをあげて、この勧告を退ける方針を示している。

日本では、長妻昭厚生労働相が1月の参院予算委で、代替医療について、自然療法、ハーブ療法などとともに
ホメオパシーにもふれ、「効果も含めた研究に取り組んでいきたい」と述べ、厚労省がプロジェクトチームを立ち上げ
ている。(福井悠介、岡崎明子)

     ◇

〈ホメオパシー〉 約200年前にドイツで生まれた療法。「症状を起こす毒」として昆虫や植物、鉱物などを溶かして
水で薄め、激しく振る作業を繰り返したものを、砂糖玉にしみこませて飲む。この玉を「レメディー」と呼んでいる。
100倍に薄めることを30回繰り返すなど、分子レベルで見ると元の成分はほぼ残っていない。推進団体は、
この砂糖玉を飲めば、有効成分の「記憶」が症状を引き出し、自然治癒力を高めると説明している。がんやうつ病、
アトピー性皮膚炎などに効くとうたう団体もある。一方で、科学的な根拠を否定する報告も相次いでいる。豪州では、
重い皮膚病の娘をレメディーのみの治療で死なせたとして親が有罪となった例や、大腸がんの女性が標準的な
治療を拒否して亡くなった例などが報道されている。

(おわり)
3名前をあたえないでください:2010/08/06(金) 19:54:19 ID:9thrK5NT
元の成分は無いんだねw
毒にもクスリにもならない、いつもの「騙し」じゃん。
4名前をあたえないでください:2010/08/06(金) 20:11:52 ID:tD77IhU5
未だに騙されてる大衆がいるとは・・・
5名前をあたえないでください:2010/08/06(金) 20:14:48 ID:rvoBZNXd
ホメオパシー とか カンガルーケア とか 母親にはDQNしかいないのか
乳児がすぐ死ぬのもまた"自然"なことなんだから 文句は言わないだろうけど
6名前をあたえないでください:2010/08/06(金) 20:35:01 ID:Q9BSgHmy
日本助産師会理事にまでなってる奴が、こんなオカルト信じてニセ医療行為やったのか?
問題ありまくりだろ。
7名前をあたえないでください:2010/08/07(土) 02:43:01 ID:gH1Enrob
>〈ホメオパシー〉 約200年前にドイツで生まれた療法。「症状を起こす毒」として昆虫や植物、鉱物などを溶かして
水で薄め、激しく振る作業を繰り返したものを、砂糖玉にしみこませて飲む。

こんなもの飲んで体にいいと信じてる時点で世の中にはいらん人間だ
8(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2010/08/07(土) 11:08:11 ID:y2Sm3g87
ハーブ療法はまがりなりにも生薬の有効成分があるんだが
レメディにはなんにも入ってないよ。
9名前をあたえないでください:2010/08/09(月) 10:06:55 ID:ftLWQV3g
ホメオパシーって薬をやたら使いたがる
ヨーロッパのボランティアのご婦人たちの
自己満足のために残された砂糖粒だろ?
医療全般を否定して他人に押し付けたら害にしかならないよ。
10名前をあたえないでください:2010/08/13(金) 09:23:00 ID:pBXEhi/Y
ホメーデントアパシーになるなよ?
11名前をあたえないでください:2010/08/14(土) 17:04:31 ID:7bOihIuj
血液型占いとか信じちゃう奴はホメオパシーも信じるんだろうなぁ
どっちも科学的根拠が無いものを科学的根拠があるかのように
装っている点でほんとうに性質が悪い
12名前をあたえないでください:2010/08/14(土) 17:12:01 ID:jyLxg3C0
毒には毒で免疫をなら、蜂に刺されたみたいに二回目のショックでとかないの?

赤ちゃんの命がかかわってんで。
13名前をあたえないでください:2010/08/18(水) 20:15:40 ID:8BQl/Dt5
>>11
そりゃ違うな。
科学って奴を疑ってるから代替医療に行くんだよ。
14名前をあたえないでください:2010/08/18(水) 20:24:42 ID:UXCxT/uf
一応貼っておきますね。

ttp://anond.hatelabo.jp/20100810020707
15名前をあたえないでください:2010/08/20(金) 15:16:05 ID:reeNSaZT
>>12
「ある晩、旦那がスズメバチに刺されちゃって、もう5回目だったからショック状態になっちゃって。
それで“気を失ったらコレを打ってくれ”って“劇”って書いてある注射を渡されたんだけど、
それを打つのがすっごいイヤで。それで近くのホメオパスに急いで行って、レメディをもらってきて
それを15分おきに口に入れて、お風呂にミネラルの塩とワカメとドクダミ、よもぎとビワの葉を煎じて
入れて、そこにじんましんの出た旦那につかってもらっておいたの。(nina's 2010年9月号 P11)


http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100819
16名前をあたえないでください
てゆーか、こういうのってパチンコとかソープとかと一緒で、
需要がある以上野放しにするとやばいっていうんで、
何らかの制度の枠組みに入れて管理してるんでしょ。
で、その矛盾の悪影響が無視できなくなってきたと。