◆イラン、高性能対空ミサイルを入手か ベラルーシは供与否定
タス通信は4日、イランのファルス通信の報道として、高性能対空ミサイルシステム「S300」4基をイランがベラルーシなど
から入手したと伝えた。一方、ベラルーシ政府は「イラン側とはまったく交渉をしていない」と報道を否定した。
S300の供与には、核関連施設を含むイランの防衛能力を引き上げるとして、米国やイスラエルなどが強く反対している。
イランのS300保有が事実なら、核開発を続けるイランへの欧米の懸念が一層高まることは必至。
ファルス通信は4基のうち2基はベラルーシから入手したと報じたものの、残りの2基の入手先は伝えていないという。
ロシアはイランとS300供与について交渉を続けてきたが、6月に国連安全保障理事会で対イラン追加制裁決議が採択さ
れた後、S300は供与しないとの立場を取っている。(共同)
ソース:産経ニュース(産経新聞) ←共同通信 2010/08/05 07:07
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100805/mds1008050759000-n1.htm