自宅マンション敷地内で覚せい剤を所持していたとして、防衛省情報本部に所属する航空自衛隊1等空尉、
野田和宏容疑者(38)=東京都中野区中央3=が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁中野署に
現行犯逮捕されていたことが3日、分かった。
逮捕容疑は2日午前10時半ごろ、中野区の自宅マンションの外廊下で、かばんの中に覚せい剤0.76グラム
(袋込み)を隠し持っていたとしている。野田容疑者は吸引器具も持っていた。調べに容疑を認めているという。
中野署によると、覚せい剤の密売事件を捜査していたところ、野田容疑者が浮上したという。使用の有無や
入手経路も追及する。
自衛隊では05年、海上自衛隊横須賀基地の潜水艦乗組員による大麻事件などで計17人が逮捕・書類送検され、
免職などの懲戒処分を受けた。この事件を受け、防衛省は服務指導と教育の徹底などを実施していた。
防衛省幹部は「再発防止策をさらに徹底していく」と話している。【町田徳丈、樋岡徹也】
ソース: 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100803k0000e040058000c.html