陸上男子100メートルで、九鬼が25年ぶり5人目の連覇を達成。「追い詰め
られて(逆に)いい緊張感でスタートできたことが良かった」と快挙を喜んだ。
カナダで世界ジュニア選手権に出場し、27日に帰国したばかり。疲労もあって
準決勝まで調子が上がらない。おまけに山県(広島・修道)、中山(鹿児島・甲
南)らが好タイムを連発して「焦りもあった」。
だが、開き直った決勝で鋭く抜け出し、ライバルたちの猛追を振り切った。
もっとも、昨年の優勝タイムからは0秒22遅れ。世界ジュニアで準決勝敗退に
終わった悔しさもあり、「何とか勝てたというのが本音。高校総体で終わらず、
日本選手権などで活躍できる選手になりたい」と飛躍を誓った。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010073001114