【軍事】中国版サイバー司令部 「情報保障基地」創設 米国の本家に対抗

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1ウルフ金中(100901)φ ★:2010/07/30(金) 20:34:18 ID:???
◆中国版サイバー司令部 「情報保障基地」創設 米国の本家に対抗

 【北京=矢板明夫】政府や軍事機関へのサイバーテロ攻撃などに備えるため、中国人民解放軍が7月中旬に発足させた
「情報保障基地」が国内外で話題になっている。軍全体の作戦を担当する総参謀部に直属するこの特殊部隊は、軍内のイ
ンターネット戦略を統一して管理、指揮する中国版サイバー司令部的な存在といえる。軍のネット対応強化は国内世論から
根強い支持を受けているが、「産業秘密がこれまで以上に狙われるのでは」と心配する外国企業も出てきそうだ。

 中国軍の機関紙、「解放軍報」によると、「軍の情報管理を強化し、国防建設の近代化に寄与する」ことを目的とする「情報
保障基地」の創設式が7月19日に北京で行われ、陳炳徳総参謀長ら軍首脳が出席した。中国の官製メディアが軍の特殊
部隊の設立を公表することは珍しく、米国が昨年6月に創設したサイバー司令部を意識し、ネット強化の方針を国内外にア
ピールする狙いがあるとみられる。米国のサイバー司令部が発足した際、米軍高官が「中国のハッカーの脅威が理由」と明
言したため、中国のネットユーザーが猛反発。国際情報紙「環球時報」がその直後に行った世論調査では、「中国軍も対抗
するネット部門を作るべきだ」と主張した人は約94%にも達した。

 また、香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」によると、同基地の発足に先立ち、中国軍は6月中旬からネットにおけ
る情報発信を全面禁止する新たな規則を導入した。軍事情報の漏(ろう)洩(えい)を防ぐため、230万の全軍人を対象に、
休日や一時帰省中を含め、ホームページの開設や、ブログ、チャットの使用を禁止し、海外サイトへのアクセスも原則的に認
めないという厳しい内容だ。中国軍初の空母建設に関する情報が数年前からネットに流出し、複数の現役軍幹部がネットで
の空母建設に関する討論に参加したことなどが問題視されたとみられる。

 しかし、今回のサイバー司令部の設立で、「外国へのサイバー攻撃の手口がますます巧妙になるのでは」と心配する声も
外国企業などからあがる可能性が出ている。

ソース:産経ニュース(産経新聞) 2010/07/30 19:33
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100730/chn1007301934007-n1.htm
2名前をあたえないでください
企業は中国から撤退したほうがいいよ。