【アフガン】「テロリストは国外にいる」対テロ戦に関しカルザイ大統領　米軍機密情報流出受け

◆「アフガン国外に問題」　対テロ戦でカルザイ氏

　アフガニスタンのカルザイ大統領は２９日、首都カブールで記者会見し、テロリストは「アフガン国内の村落や民家でなく、
国外の聖域にいる」と指摘、名指しは避けながらも隣国パキスタンの部族地域での対テロ戦をいっそう強化すべきだとの考
えを示した。

　パキスタン情報機関とアフガンの反政府武装勢力タリバンとのつながりが、ウェブサイト「ウィキリークス」に流出した駐留
米軍などの機密文書の中で指摘されたことを受けて発言した。

　カルザイ氏は流出文書の真偽を調べるチームを作ったとし「調査が終わればすべてが明確になる」と述べた。

　部族地域ではタリバンや国際テロ組織アルカイダとつながるイスラム武装勢力が活動。パキスタン軍は掃討作戦を続けて
いるほか、米国も無人機で武装勢力の拠点を頻繁に爆撃している。（共同）

ソース：産経ニュース（産経新聞）←共同通信　2010/07/29 22:10
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100729/asi1007292211004-n1.htm

画像：２９日、カブールで会見したカルザイ大統領（ロイター）
http://sankei.jp.msn.com/photos/world/asia/100729/asi1007292211004-p1.jpg

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