阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング(大阪市)は29日、阪急うめだ本店など
5店舗で土用の丑の日(26日)に販売したうなぎ弁当を食べた客と従業員計33人が下痢や吐き気などの
食中毒症状を訴えた、と発表した。大阪市の調査では、うち2人が一時入院したが、いずれも快方に向かっているという。
大阪市は、弁当を製造した食品製造業「大利」(同市)を29日から3日間の営業停止処分とした。
同社によると、うなぎ弁当で食中毒患者が出たのは、阪急うめだ本店のほか、
千里阪急(大阪府豊中市)と神戸阪急(神戸市)、西宮阪急(兵庫県西宮市)、川西阪急(同県川西市)。
市などによると、2歳児や89歳の高齢者を含む男女計33人が症状を訴え、
うち神戸市の30代男性と兵庫県朝来市の60代男性の2人が一時入院したという。
7月29日21時38分配信 産経新聞
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