バイク強奪など8事件で強盗致傷や窃盗など六つの罪に問われた日立市、工員、コバシ
カワ・イレイ・ファン・テツオ被告(22)=ペルー国籍=の裁判員裁判の判決公判が
23日、水戸地裁であった。
菱田泰信裁判長は「一般市民を巻き込んだ刑事責任は重いが、反省がみられる」として
懲役4年6月(求刑・懲役12年)を言い渡した。
判決によると、コバシカワ被告は住所不定、無職、村山忍被告(22)と共謀し、昨年
10月20日未明、土浦市内の路上で男性(当時17)に暴行を加えて鼻の骨を折り、
バイクなど4点(計21万1000円相当)を奪ったなどとしている。
一般的に刑事裁判では求刑の8割程度の量刑で判決が出ることが多いが、今回は4割弱
だった。水戸地検の新倉英樹次席検事は「判決を検討し、適切に対処したい」と述べた。
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100724ddlk08040125000c.html