http://www.yakuji.co.jp/entry19980.html 依頼がありました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1279451199/20 厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課は、2009年度の無承認
無許可医薬品等買上調査の結果をまとめた。
それによると、09年度の1年間に、市場で流通する健康食品や違法ドラ
ッグの疑いのある製品を購入し、延べ314製品を分析した結果、延べ
19製品から医薬品成分や指定薬物を検出した。
強壮用健康食品から、医薬品成分のシルデナフィルや類似化合物が検出
された事例が多かった。
09年度は、都道府県が購入した強壮用健康食品164製品(重複を除く
と135製品)、痩身用健康食品121製品(95製品)、違法ドラッグ
29製品(25製品)を、国立医薬品食品衛生研究所が検査した。
その結果、強壮用15製品(13製品)からは、勃起不全治療剤のシルデナ
フィルや、シルデナフィル類似化合物のチオキナペリフィル、ノルホン
デナフィル、アセチルアシッド、表面麻酔薬のリドカインの5成分を検
出した。
シルデナフィルは、シルデナフィルクエン酸がバイアグラ錠やレバチオ錠
として国内承認されており、副作用として血管拡張、頭痛、動悸などの副
作用がある。
これと似た化学構造の物質も類似の作用を持つことが考えられ、個人の判
断で使用した場合、健康被害が発生する可能性がある。いすれも都道府県
が業者に対し、流通や販売の状況を確認し、回収を指示するなど、必要な
措置を行っている。
なお、痩身用で医薬品成分を含有する製品はなかった。
>>2以降につづく。
>>1のつづき。
違法ドラッグについては、4製品から指定薬物となっている、カンナビ
シクロヘキサノールとJWH―018の2種類が検出されたが、両成分
とも昨年11月20日から指定薬物となっており、買上げ時は未指定だっ
た。
指定薬物は、中枢神経系に作用する可能性が高く、幻覚様異常行動などの
保健衛生上の危害が発生する恐れがある。現在、薬事法に基づいて、45物
質をが厚生労働大臣が指定している。研究や医療に使用することを除い
て、原則として販売、製造、輸入が禁止されており、個人輸入でも処罰さ
れる。
厚労省は、医薬品成分や指定薬物を含有する製品の使用を直ちに中止し、健
康被害が疑われる場合には、医療機関を受診するよう呼びかけている。◆以上