中古車で電気自動車 会宝産業、金沢で試乗会
自動車部品リサイクルなどの会宝産業(金沢市)は中古の軽自動車を改造した電気自動 車を完成させ、7日、同社で説明会と試乗会を
開いた。中古車の電気自動車は環境への取 り組みの一環として製作した。
1996年式のスズキのアルトを使い、エンジンや燃料タンクなどを取り外し、リチウ ムイオン電池のバッテリーを搭載した。充電時間は
8時間で、フル充電で40〜50キロ 走る。車を除くバッテリーなどの部品代は約160万円だったという。
名称は「りくつな」の意味を込め、「Re927ev」と名付けた。販売価格は92万 7千円を目指し、改良を進める。
この日は、近藤典彦社長が代表理事を務めるNPO法人「RUMアライアンス」のメン バーらが参加し、電気自動車を試乗した。
近藤社長は「自動車リサイクル業として環境に 役立つことを進めたい」と話した。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20100708305.htm