★太陽エネルギー機が初の夜間飛行、2010年には世界一周へ
2010年 07月 8日 14:43 JST
[ペイエルン(スイス) 7日 ロイター] 太陽光エネルギーで飛び、従来の燃料を必要と
せず、温暖化ガスも排出しない飛行機が7日、当地近郊の空軍基地から、初めての夜間
飛行を含む24時間のテスト飛行に出発した。
「ソーラー・インパルス」と名付けられたこの飛行機を操縦するのは、スイス空軍元パイロットで、
同プロジェクトの共同創設者でもあるアンドレ・ボルシュベルク氏。同氏らはこのモデルに基づき、
2012年には世界一周飛行を目指している。
ソーラー・インパルスは、幅64.3メートルの翼に1万2000枚の太陽電池パネルを搭載。
炭素繊維を使った機体は、エアバスのA340型機に相当する翼幅にもかかわらず、重量は
1600キロと中型車並み。最終的に、平均時速70キロ、高度8500メートルを達成
すると見込まれている。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-16192320100708