依頼がありました
>>54 裁判員を務めた人たちの声を制度の改善に役立てようと、弁護士など
で作るグループが、裁判員経験者を結びつけるための全国的なネットワークを
初めて設立することになりました。
去年5月にスタートした裁判員制度は、2年目に入り、これまでに600件を
超える裁判が開かれ、5000人以上が裁判員や補充裁判員を務めました。制度は
2年後に見直しの時期を迎えますが、弁護士や制度に関心を持つ市民で
作るグループは、市民の視点で制度を改善するためには裁判員を務めた人の
声を反映させることが不可欠だとして、裁判員経験者どうしを結びつける
ためのネットワークを設立することになりました。グループでは、4日、東京で、裁判員
経験者4人を招いて準備のための会合を開き、心理的な負担をどう軽減させるか
などについて話し合いました。性犯罪の裁判で裁判員を務めた高須巌さん(55)は
「周囲の人に話せずに心にこもっていたものもありましたので、こういう場がある
ということを伝えていきたい」と話していました。裁判員経験者の全国的な
ネットワークが作られるのは初めてで、グループでは、来月中の設立を目指して、今後、
ホームページを作るなどして幅広く参加を呼びかけることにしています。
7月5日 4時11分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100705/t10015534651000.html