映画づくり学ぼう 那須山在住、益子監督が指導 4日から氏家公民館
(7月1日 05:00)
【さくら】東野圭吾さん原作の映画「さまよう刃」で脚本、監督を担当した那須烏山市在住の映画監督益子昌一さんが講師となる
「国際派監督に学ぶ青少年のための“夏休み”映画づくり講座」が4日、氏家公民館で始まる。「地方にいても映画が作れる。子どもたちの
潜在能力を引き出そう」と企画。同公民館は映画づくりを体験できる貴重な機会として、参加を呼び掛けている。
脚本づくりからキャスティング、撮影、編集、録音までを4日から8月26日までの間に行う。30分程度のドラマを完成させ、同29日に
試写会を開く。
完成作品は、10月に市内で予定しているイベント「ゆめ!さくら博2010」で公開するほか、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
『オフシアター・コンペティション部門』」にも応募するなど本格的だ。
指導する益子監督は、娘を無残に失った父親の復習劇を描いた「さまよう刃」がカナダのモントリオール世界映画祭などに出品された
若手の国際派監督として注目されている。
企画した同公民館の橘川恵介館長は「さくら市からすぐ近くの那須烏山市に国際的な映画監督がいて、映画の作り方を学べるのは
貴重な体験。地方にいても映画が作れるんだということを経験してほしい」と話している。
参加費は1000円。希望者は4日、氏家公民館で開催の説明会に直接集まる。定員は20人程度。問い合わせは同公民館電話(略)。
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/sakura/news/20100630/344653