中国で大規模なネット賭博事件の摘発が相次いでいる。
経済発展であふれるカネの一部がネット賭博に流れ込んでいる格好だ。
3日付の中国紙・新京報などによると、南部の広西チワン族自治区の公安当局は6月末までに、
インターネットの国外サイトを利用して、全国の顧客にサッカー賭博などをやらせていたグループ計79人を拘束した。
メンバーの住所は、同自治区や広東省など10省・市・自治区にまたがっていた。
2006年以降、賭け金の総額は、中国の2010年の国防予算約5320億元(約6兆9000億円)の
約26%にあたる1400億元(約1兆8000億円)以上にのぼったという。
2日付の広州日報によると、広東省仏山市でもネット賭博が摘発され、賭け金は2年間で約59億元(約760億円)に及んだ。
新華社通信によると、今年1〜6月にネット賭博事件740件を摘発し、計約3600人を逮捕した。
ソース 読売新聞 2010年7月4日14時10分
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100704-OYT1T00403.htm