株価終値 ことしの最安値更新
6月30日 15時58分
30日の東京株式市場は、世界経済の先行きに対する懸念から、幅広い銘柄に売り注文が出て、大きく値下がりし、日経平均株価の
終値は、ことしの最安値を更新しました。
30日の東京市場は、欧米の株式市場で株価が大幅に下落したことを受けて、幅広い銘柄に売り注文が出て、日経平均株価は
大きく値下がりしました。▽日経平均株価、30日の終値は、前日より188円3銭安い、9382円64銭となり、終値としては3週間ぶりに
ことしの最安値を更新しました。さらに、▽東証株価指数・トピックスも10.77下がって、841.42となり、こちらもことしの
最安値を更新しました。▽1日の出来高は、18億6298万株でした。株価の大幅な下落は、ヨーロッパの信用不安が根強いことに加え、
アメリカで発表された消費者の景気判断に関する指標が大きく落ち込むなど、世界経済の回復スピードが鈍るのではないかという
懸念が強まっているためです。市場関係者は「今週末にかけて、アメリカで雇用に関する統計や製造業の景況感などの経済指標が
発表されるのを前に、買い注文を控える投資家も多かった」と話しています。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100630/k10015454401000.html