女子高校生のスカート内を盗撮したとして、
県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で逮捕された無職飯塚栄司容疑者(34)(鳩ヶ谷市桜町)が、
被害者の学校名、部活動などの個人情報を収集し、
ラベルに記入して映像を保管していたことが、武南署への取材でわかった。
飯塚容疑者は「会話を盗み聞きしたり、尾行したりして情報を集めた。趣味でやっていた」などと供述。
自宅からは高校生など2345人分の映像が見つかったという。
捜査関係者によると、ラベルには、撮影した日時と場所のほか、高校や所属部の名前などを記入。
「被害者が特定しやすいほど詳細だった」(捜査員)という。
電車内や各駅で繰り返し盗撮するため、定期券を購入。
女子高校生らが集まる東京・渋谷のファッションビル「109」にまで“出張”したこともあったという。
発表などによると、飯塚容疑者は4月14日午前7時45分頃、
JR東川口駅構内で、女子高校生(17)のスカート内をデジタルカメラで盗撮した疑い。
通勤中の署員が、不審な動きをする男を見つけ、防犯カメラの映像などから容疑者を特定した。
08年に県警から盗撮行為を警告され、同様のビデオテープ数千本をすべて自主処分したが、
その後、再び盗撮を始めたと説明しているという。
ソース 読売新聞 2010年6月16日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20100615-OYT8T01233.htm