インターネットを使った犯罪に子どもが巻き込まれるのを防ごうと、インターネットを利用する
際の注意点を学ぶ教室が、河合町の小学校で開かれました。この教室は、大手IT企業が、河合町
の町立河合第三小学校で開いたもので、6年生49人が参加しました。
子どもたちは、学校にあるパソコンを使い、ボランティアの講師としてやってきた、大手IT
企業の社員から、インターネットを利用するうえでの、マナーやルールを教わりました。
このなかで、芸能人の名前を使って、「プレゼントを贈るので住所と電話番号を送信してください」
というメールが届くと、講師は、むやみに自分の住所や連絡先を電子メールで送らないよう教えて
いました。
未成年者からの相談を受け付けている、「ヤング110番」によりますと、県内では、ことしに
入ってから先月末までに、インターネット上で、ひぼう、中傷されたり、ゲームを誤って購入して
高額な代金を請求されたりするなど、ネットの関係した被害を受けたとして、未成年からのべ8件
の相談が寄せられているということです。教室に参加した児童らは、「危険なメールが来たとき
には相談して見ないようにします」などと話していました。
また、講師を務めた藤井勝利さんは、「よくわからない相手からのメールを開けたり、返事を
送ったりすることが、危険だとわかってほしい」と話していました。
ソース:
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2054419442.html