【朝日新聞/天声人語】スポーツアスリート…「記録に残る」と「記憶に残る」は、似て非なるところがある

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 「記録に残る」と「記憶に残る」は、似て非なるところがある。記録に残らなかったために長く記憶される
だろうニュースが、先ごろ米大リーグから届いた。「世紀の誤審」で幻と消えた完全試合の話には、一服の
清涼剤の趣もある
▼完全試合とは、打者を一人も塁に出さずに勝つことをいう。投手の大勲章で、大リーグ史上でも20回しか
記録がない。タイガースのガララーガ投手は9回2死まで走者を許さず、あと一人に迫っていた
▼「最後の打者」は内野ゴロを打つ。誰もがアウトを確信したが、まさかの「セーフ」に偉業は消えた。録画を
見ると明らかな誤審である。審判は非難の集中砲火を浴びた。だがガ投手は彼をかばった。「完全な人間は
いない」という言葉がいい
▼次の日、球場でさめざめと泣く審判の肩を抱いて、握手を交わしたそうだ。「審判も間違える」ことを前提に
ゲームが成り立っているのを、よく分かっているのだろう。ずいぶんと男を上げたのではないか
▼元横綱の大鵬を思い出す。連勝が45で止まった一番は、やはり「世紀の誤審」と言われる。だが大鵬いわく
「物言いのつくような相撲をとった横綱が悪い」。時は流れたが、記憶にとどめる方もおられよう
▼さらに古いが、ローマ五輪体操の池田敬子さんの弁も印象深い。抜群の演技だったが得点は低く、会場が騒然と
なるほどだった。悔しさを封じ、「お尻がもう少し上についていたらね」とさらりと語った。鍛え抜いた身体に
人となりが輝きを添える。古今変わらぬスポーツの美しさであろう。

ソース:http://www.asahi.com/paper/column20100608.html
2名前をあたえないでください:2010/06/08(火) 20:17:53 ID:xegtJUCd
キムチ・ヨナの悪口を言うのはここでいいのですか。
3名前をあたえないでください:2010/06/08(火) 20:18:03 ID:MxD6oiKi
なにをいまさら。
4名前をあたえないでください:2010/06/08(火) 20:19:53 ID:3u3XQB3B
女子マラソンのアンデルセンも記憶に残っている。
5名前をあたえないでください:2010/06/08(火) 20:21:12 ID:Ge+RsSK5
古すぎて誰もわかりませぬ
6名前をあたえないでください:2010/06/08(火) 20:24:13 ID:xVRBHqex
珊瑚事件は両方残ってるぜ
7名前をあたえないでください:2010/06/08(火) 20:38:20 ID:8WHyEpsY
いつも人を責め立てる朝日新聞には、今日の天声人語の精神は無し。
8名前をあたえないでください
それよりもメディアは総理を辞めさせるのが趣味なの?
天声人語も良いけれど、、。