【国際】北朝鮮、三男への権力継承に布石か・・・張氏ナンバー2に

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1ふんどしバレリーナ(100616)φ ★
 北朝鮮の最高人民会議が7日、国防委員会副委員長に金正日(キムジョンイル)総書記の義弟、
張成沢(チャンソンテク)氏(国防委員)(64)を選出したことで、総書記の後継体制構築の要とされる張氏は事実上、
体制ナンバー2としての地位を確立した。

 張氏は、金総書記後継の有力候補である総書記の三男、金ジョンウン氏の「後見役」とみられており、
総書記は今回の最高人民会議で、ジョンウン氏への権力継承に向けた布石として張氏の権力基盤強化を図った可能性が高い。

 最高人民会議は、4月に続く異例の年2回目の開催で、前回は欠席した金総書記も姿を見せた。

 国防委は、憲法改正で国家の「最高指導者」と規定された国防委員長(金総書記)を頂点に、
複数の副委員長、委員で構成される。
第1副委員長の趙明禄(チョミョンノク)・朝鮮人民軍総政治局長は近年、
健康が優れず表舞台に出ることはまれで、張氏が金総書記に次ぐ体制ナンバー2の地位を固めたとの見方が支配的だ。

 張氏が金総書記の国内指導に随行した回数は昨年85回。
今年も、総書記の妹で夫人の金敬姫(キムギョンヒ)朝鮮労働党軽工業部長に続いて、随行の回数では1、2位を占める。

 「業績、経験を積む段階から政策関与段階に活動の幅を広げている」(韓国政府高官)とされるジョンウン氏も、
父の国内指導のほとんどに随行しているとされ、張氏夫妻が「後見役」だとの見方が強い。

 6月2日、ジョンウン氏の母親の高英姫(コヨンヒ)氏(04年死亡)に近く、
張氏と長年ライバル関係にあったとされる実力者、
李済剛(リジェガン)党組織指導部第1副部長が交通事故死したと発表されたことも、
張氏の体制内の影響力拡大を象徴しているとの見方がある。
韓国国防研究院の白承周(ペクスンジュ)安保戦略研究センター長は「張氏をけん制できる人物はいなくなり、
(張氏を軸に)後継体制構築は安定して推進される」と指摘する。

 一方、金英逸(キムヨンイル)首相や閣僚の更迭は、
昨年11月のデノミネーション(通貨単位の切り下げ)失敗による経済混乱、民心悪化で詰め腹を切らせたものだ。

 金総書記自ら、今年の最優先課題に国民の衣食住改善による「生活レベル向上」を掲げているが、
実現のめどは立っておらず、体制の権威低下につながりかねない。
西江大の金英秀(キムヨンス)教授は、金首相らの更迭で、
「内部的には(経済失政への)金総書記の責任はなくなる」と指摘する。

 権力世襲の環境を整える上でも民心対策は不可欠だ。
住民の思想教育や体制宣伝を担当した姜能洙(カンヌンス)前文化相を新副首相にしたのも、こうした狙いと関連している模様だ。

◇最高人民会議=北朝鮮の憲法では、立法権のある「最高主権機関」と規定される。
 国家予算の審議や憲法の修正を行い、通常年1回開かれる。
 1日で終わることが多く、事実上、朝鮮労働党の決定を追認する機関とされる。
 国会議員に当たる代議員(任期5年)は1選挙区1候補の信任投票で決まり、
 第12期代議員687人は昨年3月、全選挙区で100%の信任を獲得していた。
 代議員には、金正日総書記や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)役員も名を連ねる。

ソース 読売新聞 2010年6月8日09時58分
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100608-OYT1T00257.htm?from=main2
2名前をあたえないでください:2010/06/08(火) 10:14:28 ID:USRTZ4pI
> 憲法改正で国家の「最高指導者」と規定された

北朝鮮でさえも憲法を改正してるのに…
3名前をあたえないでください
しかしひっぱるねー
探偵ナイトスコープを少しは見習ったらどうなんだ