被告の刑事責任能力が争点の殺人事件を審理する裁判員裁判の初公判が1日、松江地裁(吉井隆平裁判長)で開かれ、
弁護側は「心神喪失だった」と無罪を主張した。2日の公判では検察の取り調べ状況を録画したDVDが法廷で約30分間上映される。
公判は4日間。DVDは弁護側が証拠申請し、採用された。
殺人罪に問われた柴田優被告(74)は弁護人から殺害時のことを問われると
「何カ月も前のことなので覚えていない」「精神障害の薬のせいで、頭が働かなかった」などと答えた。
裁判員は男性4人、女性2人。被告の言葉がよく聞き取れず、
質問と答えがかみ合わないこともあり、時折首をかしげて考え込む裁判員もいた。
検察側は「心神耗弱で、責任能力は完全に失われてはいなかった」と主張した
ソース MSN産経 2010.6.1 17:43
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100601/trl1006011743013-n1.htm