覚せい剤取締法違反(所持、使用)などの罪に問われ懲役2年、執行猶予4年の判決を受けた歌手・中村耕一被告(59)の
事実上の妻でタレントの矢野きよ実(48)が27日、近況を公式サイトで報告した。
中村が逮捕されたのは3月9日未明。矢野にとって、その後の約70日間は「悪夢を見ていたかのような凄まじい日々」だった。
中村と内縁関係にあることが明らかになり、テレビ出演を見合わせた。20日の会見では「家族という気持ちだった。みなさんを
驚かせてしまって申し訳ない」と謝罪した。
4月29日には情状証人として裁判に出廷。「これからは“家族”として離れないで(中村と)一緒に更生していきたい」と
訴え、自身が住む名古屋で薬物依存専門の病院に入院させながら共同生活するプランを示した。
5月13日の判決公判を経て、19日に名古屋テレビ(メ〜テレ)の情報番組「どですか!」で芸能活動を再開させた。前日は
苦しかった日々を思い出し「涙がとまらなくなりました」。励ましの言葉をくれた知人や、家族を守ってくれた人々に感謝すると
ともに、今後は中村と「一生涯かけて、恩返しをしていきます」と誓った。
復帰後の会見では中村が判決翌日の14日から薬物専門の病院で教育治療を受けていることを明かしたが、矢野は27日にこの
病院で開かれた家族のための薬物勉強会に参加。「まったく知らなかった薬物の世界と、その家族の悲しみと辛い辛い時間を
聞きました」。法廷での宣言通り、“夫”とともに再起を目指す道を一歩ずつ歩いているようだ。
[ 2010年05月31日 10:22 ]
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