【朝日新聞/天声人語】新型情報端末「iPad」、鳴り物入りで発売…紙への愛着もひとしおだが、選択肢が増えたのを歓迎したい

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 旅に出る鞄(かばん)に一冊の本をしのばせる。だが、巡る先々の楽しさに気もそぞろとなり、なかなか活字に
集中できない。〈本の栞(しおり)少し動かし旅終る〉。近江砂人(おうみさじん)の川柳は、誰にも覚えがあろう
一コマを切り取って微笑を誘う
▼先の小紙俳壇には、日原正彦さんの〈春風が十頁(ページ)ほど拾ひ読み〉があった。読みかけを風がめくる。
夏の木陰にはミステリーもいいが、春風には恋愛短編集が似合いそうだ。だが栞にせよ風にせよ、紙の書物ならではの
光景が、やがては過去の感傷に遠のくかもしれない
▼米国生まれの新型情報端末「iPad」が、鳴り物入りで売り出された。週刊誌大ながら様々な機能や可能性を満載
している。中でもネットで買って読む「電子書籍」への関心は高い。先行する米国では「紙の本はもう買わない」
という人が増えているそうだ
▼品ぞろえが充実すれば、これ一台で行く先々が「書斎」になる。読書革命ともいえるが、旅の鞄に一冊だけを
しのばせるのも捨てがたい。書店の棚からお供の一冊を選ぶのも、本好きの楽しみのひとつである
▼今後は「電子」の猛攻に「紙」がたじろぐ図となろうか。とはいえ書物そのものにこだわる人は少なくない。
詩人の堀口大学が、「僕は殺すと云(い)われても、万葉集や古今集を革の装幀(そうてい)に仕立てる気にはなれない」と
述べていたのを思い出す
▼内容と外見が調和してこそ名著、という感覚だろう。いわゆる愛書家である。仕事柄、わが紙への愛着もひとしおだが、
選択肢が増えたのを歓迎したい。食わず嫌いはひとまずおいて。

ソース:http://www.asahi.com/paper/column20100529.html
2名前をあたえないでください:2010/05/29(土) 12:11:31 ID:1Nbb2Adj
何ですかこの辞世の句
3名前をあたえないでください:2010/05/29(土) 12:11:43 ID:VFs2iM02
はい、朝日新聞には食傷
4名前をあたえないでください:2010/05/29(土) 12:14:12 ID:TBXvlwLL
iPad版『Wired』誌、24時間で2万4000部販売

『Wired』誌は25日(米国時間)深夜にiPadアプリを発表し、最初の24時間で
2万4000部を売り上げた。

この数字の意味を測るのは難しい。iPad雑誌アプリはまだそれほど種類が
多くないからだ。ただ、『Business Insider』はWired誌初日の売上げを
3000部ほどだろうと推定していた。また、4月3日のiPad発売時に同時に
発売された『Popular Science』の場合、現在までの売上げは1万8000部
とされている。実物のWired誌は、定期購読者が67万2000人いるほか、
ニューススタンドなどで毎月8万2000部が売れている。

物珍しさでの購入が終わったあとも、読者からの支持が続き、購入モデルを
確立できるかということが、Wired誌にとって、そしてどの雑誌にとっても
重要になる。

http://wiredvision.jp/news/201005/2010052819.html
5名前をあたえないでください:2010/05/29(土) 12:15:04 ID:fZMW3OXl
馬鹿丸出しだな
6名前をあたえないでください:2010/05/29(土) 12:57:48 ID:QKaoKFOt
俺には必要ないけどなwどっちも。
7名前をあたえないでください


だが、ちょっと待って欲しい。

アカヒはどうなってしまうのだろう。