【高校野球】なぜ関東で勝てないのか 高校野球、7季連続初戦敗退

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 第62回春季関東地区高校野球大会は19日、浦和学院(埼玉2位)の連覇で5日間の熱戦に幕を下ろした。
本県からは青藍泰斗と作新が出場したが、ともに初戦で姿を消した。
これにより春秋の関東大会で県勢が全て初戦敗退を喫したのは2007年春から7季連続。
連敗は15まで伸びた。なぜ関東で勝てないのか、他県との違いはどこにあるのか。関係者への取材から打開策を探った。

 16日、茨城県ひたちなか市民球場。延長戦の末、
横浜創学館(神奈川2位)に0−1でサヨナラ負けした青藍泰斗・宇賀神修監督は
「2番手投手を含めた選手層は向こうが上」と悔しさをにじませた。
同じ日に茨城県営球場で前橋商(群馬1位)と対戦した作新は2−7で完敗。
小針崇宏監督は「自分たちのスイングができなかった」と力不足を認めた。

 県高野連の堀江隆理事長は「勝負は時の運だが、実力差は広がっていると感じる」と光が見えない状況を嘆く。

 07年春から関東大会に出場した県勢は11校。
初戦の記録を振り返ると、15試合のうち13試合が3点以下の得点で敗れている。
各校の監督からも「攻撃力不足」を指摘する声が上がる。

 矢板中央・樋下田宏一監督は「打球の速さがまるで違う」とし、
宇賀神監督は「ボーイズリーグの影響か、他県は野手に3拍子そろった好素材が多い」とうらやむ。
宇南・篠崎淳監督は「栃木は絶対的な力を持った打者や投手が少ない。小さくまとまっている面はあるかもしれない」。
佐野日大・松本弘司監督は「体格や体力が劣っていることは否めない」と印象を語った。

 一方、関東大会での成績不振が部員数の伸び悩みに起因するとの見方もある。
日本高野連の調査によると、09年度の県高野連加盟校の野球部員は2374人。
1校当たりの部員数は全国平均の41・0人を下回る36・0人にとどまっている。

 この10年で見ると、同じ北関東の群馬が518人、茨城が418人増えているのに対し、本県はわずか38人増。
群馬とは加盟校がほぼ同じ(群馬 68、栃木66)でありながら、実に600人近い差をつけられている。

 この差はどこから生まれるのか。
群馬県高野連の樽見尚人理事長は「99年夏に桐生一が甲子園で優勝したことが大きかったのではないか」と部員増の要因を分析。
07年春以降の群馬勢の関東大会での成績は10勝16敗。茨城勢は12勝16敗。
「関東大会の成績は部員数をまともに反映している」と言い切る県高野連関係者もいる。

 昨年末には不振脱却の手始めとして各校の主将を集めたリーダー研修会を初開催し、
今秋には部員増加策の一環として第1回の1年生大会を実施する。
秋季大会のシード決めを目的とした交流戦でタイブレーク制導入の検討が進むのも、
「少しでも実戦経験を積ませたい」(県高野連)との願いからだ。

 堀江理事長は
「他県に後れを取らないためには選手確保、指導者育成、地域の盛り上がりの三要素が不可欠。
 一朝一夕に結果は出ないが、関係者と力を合わせて『強い栃木』を目指す」と意気込んでいた。

ソース 下野新聞 5月26日 05:00
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20100526/327467
2名前をあたえないでください:2010/05/27(木) 16:55:50 ID:X0bcFAL4
ふ〜ん
3名前をあたえないでください:2010/05/27(木) 17:58:05 ID:69v7EX6U
西日本に比べると関東って弱いよね
4名前をあたえないでください:2010/05/27(木) 18:18:34 ID:1AtObFMZ
安心の栃木ブランドだよね
5名前をあたえないでください:2010/05/29(土) 03:06:46 ID:G/hHEcA1
>「勝負は時の運だが、実力差は広がっていると感じる」と光が見えない状況を嘆く。
7期連続初戦敗退してる人の言葉は違うな
6名前をあたえないでください
青藍泰斗……なにこの「キャベツ」とか読みそうな名前