女性にわいせつな行為をしてけがをさせたとして、強制わいせつ致傷罪に問われた新潟市中央区、
元新潟市消防局消防士の浅田亨被告(29)の裁判員裁判の第2回公判前整理手続きが25日、
新潟地裁(山田敏彦裁判長)で行われ、公判期日が7月20〜23日の4日間と決まった。
県内初の性犯罪の裁判員裁判事件となる。地裁によると、起訴事実に争いはなく、量刑が争点。
起訴状によると、浅田被告は2008年12月22日夜、新潟市内の路上で女性(当時16歳)に背後から近づき、
「ナイフを持っている。言うことを聞かないと殺す」などと脅してわいせつな行為をし、ひざなどに全治9日間のけがを負わせた、としている。
地裁によると、7月20日午前10時に選任手続きが行われ、裁判員6人、補充裁判員3人が決定する。
同日午後3時から冒頭手続きや冒頭陳述などが行われ、21日に証人尋問や被告人質問、
22日には被害者の意見陳述と論告求刑などがあり、23日午後に判決が言い渡される。
浅田被告の弁護人は裁判員裁判は違憲だとして最高裁に特別抗告したが、13日付で棄却されている。
ソース:
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100526-OYT8T00209.htm