【歴史】「頑固に護憲」の土井たか子、「尊皇攘夷」の武市半平太、実は同じ「典型的日本人」?…江戸時代と戦後日本、意外な共通点とは
(※抜粋です。全文は「週刊ポスト」誌面でどうぞ)
石川英輔氏は「江戸」が一種の理想社会であったことを綿密に分析し紹介している、この分野の第一人者といっていいだろう。その
「独創的な方法」については、これからじっくり紹介することにするが、その前に一つ答えを出しておかねばならない課題がある。
それは「なぜ、江戸時代はそういう社会になったのか」ということだ。これがいかに徹底したものであったかは、アーミッシュですら使っていた
馬車を、日本では最高権力者の将軍ですら使っていなかったという事実が証明しているだろう。では、なぜ、そこまで徹底したのか?
それは「平和絶対教」という宗教による「戦争」の遮断なのである。なぜ、そんな「宗教」が成立したかは、もう日本人の中では「長老」の
部類に入ってしまう、1945年(昭和20年)を国民学校(小学校)高学年か中学生以上の年齢で迎えた人の方がよく理解できるかもしれない。
■「慶長20年」と「昭和20年」、共通の“決意”
長い間戦争が続いた。国内ばかりでなく国外へも戦争に出かけた。多くの人が死んだ。日本人ばかりではない多くの外国人もである。
しかも挙句の果てに、科学の最先端で生まれた新兵器(原爆)が使用され、さらに多くの人が犠牲になり、新領土を獲得するわけでもなく、
戦争は終わった――。
こう要約すると、実は戦国時代から江戸時代への流れも、同じであることに気付くはずだ。鉄砲という「科学の最先端で生まれた新兵器」
が使用されることによって、戦死者はそれまでとケタ違いに増えた。天下統一の余力を生かして豊臣秀吉は海外に新領土を獲得しようとしたが
失敗し、多くの犠牲者を出し、その後内戦(関ヶ原の戦い、大坂の陣)が「15年」にもわたって続き、ようやく平和が訪れた。
こういう時、日本人は何を考えたか?それは慶長20年(元和元年)でも昭和20年でも同じだ。「二度と戦争はしたくない」である。
この決意自体は尊いし、ケチもつける気もないのだが、問題はそのやり方だ。「昭和20年」では、日本国憲法、いや「平和憲法」という宗教
がその方法だった。「オウム真理教」ならぬ「平和真理教」である。
言うまでもないことだが、「日本国憲法」は日本人だけに適用されるルールだ。外国人はこれを守る義務はないし、日本にそれを守らせる
強制力もない。日本人だけがいくら「平和憲法」を絶対視しそれを守っても、外国の侵略者に守らせることは出来ない。すなわち、戦争を
防ぐ手段にはならない。しかし、若い人には信じられないだろうが、戦後日本には、こういう宗教というか迷信がはびこっていて、「憲法を守る
だけじゃ日本は守れないじゃないですか」という当たり前のことを言っただけで、まるで「大地は動いている」といったガリレオのような非難を受けた。
誰もが気付くように、これこそ日本人最大の欠点なのである。「二度と戦争はしない」、その決意は正しい。しかし、それを日本人は
「二度と戦争はしたくない」という心情と同一に見る。したがって「われわれ日本人が二度と戦争をしないと決意すれば、戦争はこの世から
無くなる」と思い込む。だから「戦争をしないという憲法を誰にも強制するのが正しい」と信じ込むわけだ。当然それに疑問を表明する人間は
「悪魔」として排除しようとする。
実に皮肉なことに、土井元議長と、バリバリの攘夷論者である武市半平太は、まるで同じなのである。
武市は「右」で土井元議長は「左」だろうって?まず2人とも、自分の意見に反対する意見(開国と改憲)には一切聞く耳を持たない、
「ダメなものはダメ」である。では、どうするのか、という問いに、武市は「黒船なんぞ日本刀で追い払える」といい、土井元議長は「北朝鮮の
ミサイルなど恐くない。平和憲法で日本は守れる」と叫ぶ。つまりは「空想的手段」で国を守れると信じ、「それは違うぜよ、黒船(現実)を見ろ」
という坂本龍馬のような人間の言葉には決して耳を貸さない。
おわかりだろう。二人とも典型的な日本人なのである。だからこそ、江戸時代の日本人も「開国」という現実を直視することに激しい抵抗を
示したのだ。
ソース(週刊ポスト 5/28号 122〜125ページ、作家・井沢元彦氏)
龍馬伝見て、「武市はバカだなぁ、頑固だなぁ」とか思ってる人とかいそうだけれども、実は俺らもおまいらも似たようなもんですよ、と。
ある意味、冷や水をぶっかけられたような。なるほど、この考え、なかなか面白い。
慶長20年と、昭和20年の共通点ってーのも面白いね。歴史は繰り返す、というやつですね。
3 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:26:20 ID:wLU0Vf0m
土手たか子は、朝鮮人だぞ。
4 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:27:39 ID:Ust4db2a
>>2 ドラマの武市と史実の武市とは違うだろう
ドラマを現実と比べることがナンセンスだと思うが
5 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:29:17 ID:Za4Swlo0
司馬遼太郎も幕末の攘夷派は全共闘のアホサヨクと同じと言ってたしな。
6 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:29:22 ID:GhMlZ9o3
土井を典型的な日本人とするのはいささか乱暴すぎないか?
自分で考える能力のない人の典型だろ
7 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:29:28 ID:1vlXtPD7
俺が将棋を指す立場ならいいが、歩兵とかで犬死にするのはヤダ!
クソ官僚やクソ政治家が牛耳るクソ国家のために命を賭すなど無理!
8 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:29:47 ID:rImN+dRp
諸悪の根源は、井沢元彦だ。何が「 逆説の日本 」だ!
歴史の「 コジつけ論 」はアホ同然。
9 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:29:50 ID:SxriK7hp
尊憲攘夷派ですろー。わしらなーんも間違った事言っちゅらん!
>>4 ドラマだとむしろ武市さんが「いい人」になってる気がする
史実だと「以蔵は所詮は武士じゃないから、ペラペラしゃべらないか心配だ」とか言ってたんだけどなw
11 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:29:59 ID:n9oXzxIR
すると、土井たかこの配下にも岡田以蔵みたいなのがいたのか…
>>10 それは史実なのか?
司馬遼太郎の小説「人斬り以蔵」とかでは確かにそう言ってたが。
「生みの親(アメリカ)より育ての親(日本)」
「汝の馬車を星につなげ(リンカーン)」
「核で平和が守れる」と信じるよりは「平和憲法で日本は守れる」
と信じたい。2げっと。
>>11 ピースボートに乗ってた方とかいるじゃないですかw
17 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:46:23 ID:srj8jTA8
ネトウヨもブサヨも同じ穴の狢ってことか
>>17 よく言われることですけど、極右と極左って、主義主張は似てるもんですよ。
憎みあっているのはある意味「近親嫌悪」に近いもんがある。
19 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:50:52 ID:kIn4ji+1
人間、一度何かを公言すると、なかなかそれを変えるってことが出来ないんだよ
立場的な問題もあるし、信用をなくしてしまうってこともあるしな
ずっと平和主義で来た人間が米軍基地の抑止力を認める発言したこともあったが
ある意味、あれは相当勇気のある発言でもあるわけで
時代の熱狂がそれを許さないとしてもだ
20 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:53:50 ID:mpSl0f3z
今井澂の講演会での発言
「土井たか子と福島瑞穂は朝鮮人です」
21 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 21:59:49 ID:xbbaOZZe
司馬遼太郎は、護憲派の発想を念仏平和主義と言った。
歴史の主役を自己の世界観と重ね合わせたがる主観主義的認識を否定はしないが、
おそよ大多数の人間は、所謂、現代でいうところの「負け組み」等しく、
主役の活躍を支える人柱になって歴史から葬りさられるのであって、
歴史を勉強する意義は、過去の例を元に、
現代のエスタブリッシュメント達の虚言やミスリードを見破ることであるに尽きる。
23 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 22:17:21 ID:Lqtru4Ih
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/ ⌒ ⌒ \ ハハッ わろす 李高順か
| ,ノ(、_, )ヽ |
\ トェェェイ /
/ _ ヽニソ, く
真剣に日本の将来を考えた武市半平太と売国奴の土井たか子を同列に語るとは!!
えっ、武市半平太はチョンだったのかい?
26 :
名前をあたえないでください:2010/05/23(日) 23:31:23 ID:bQeqygMt
ドラマで歴史語るかよw
>>24 刀で黒船追っ払おうとした武市って、本当に「真剣に考えた」んですかね?俺は考えてねぇと思うけど。
28 :
名前をあたえないでください:2010/05/24(月) 00:14:26 ID:LLe4/gYM
>>27 幕末の政治は複雑でドラマのように単純じゃない
武市の側近だった大石は勝の弟子で開国論者だし(むしろ明治の方が攘夷精神を説いた)
もう一人の側近だった間崎は東洋の門下生だし
29 :
名前をあたえないでください:2010/05/24(月) 00:44:56 ID:Cw/Nu1zZ
司馬の武市は口が上手くて周りの人間を怒らせてばっかりの
嫌な奴って感じだったな
龍馬伝はまぁまぁ面白いけど
龍馬に安易なヒューマニズムを語らせすぎだと思う
30 :
名前をあたえないでください:2010/05/24(月) 04:21:48 ID:MA39jG1P
武市の武市たるところは、平田篤胤の「霊能真柱」をバイブルに百姓町人に分かりやすい魂の依り所を説いた点にある。
下士=周辺農村山村の庄屋と農民・山の民から支持されていた。
天理教も金光も黒住も、さらに王二三郎までつながる流れなのだ。
皇国史観の楠正成信仰を加えて、理解するといい。
紀州がなぜ法外な賠償に応じたか。紀州も、正成信仰の塚があった。
摂津の正成の墓は、薩摩も長州も、水戸も紀州徳川も朝廷も、参る共通の場所。
湊川神社の成り立ちは、功績死者の政府による神格化でもある。
明治の求心力の源は、武市の発想の実現であったと思う。
その後靖国につながる源になるから、司馬さんは頭が痛くなった。
31 :
名前をあたえないでください:2010/05/24(月) 05:17:56 ID:xPK7YlI8
武市もさすがに土井と同列扱いはされたく無いだろw
>>1 武市=土井ならば
土井も武市のように三文字切腹します
海と言う天然の防壁があって
国内だけで受給がまかなえた時代ならば
平和崇拝教も成立しえた
世界から物を買い付けないとなにもできず
日本を食い物にする気満々の隣の国が
その防壁をやすやすと越えられる今
江戸時代のような思想は国体を揺るがす
武市半平太が今居たなら
土井たか子にこう言うかもしれない
「時勢を見て物事を考えよ、この愚か者が」と
34 :
名前をあたえないでください:2010/05/25(火) 00:43:34 ID:v+YPFIzt
>>27 日本人には精神論で何とかしようと言う愚かな風潮が吹き荒れる周期がある
35 :
名前をあたえないでください:2010/05/29(土) 11:07:53 ID:QnoHrKJx
日本は、天皇制を廃止しないとどうにもならないよ。
人間の平等、公平が社会の前提。
これを否定する天皇制がある限り、社会は常に不満が渦巻くし、見せかけの経済発展をしてもすぐにつぶれる。
同じく天皇制のあるタイやブリテンもだめだね。
>>35 >人間の平等、公平が社会の前提。
共産党員とそれ以外じゃ絶対的な格差がある中国なんて
社会は常に不満が渦巻くし、見せかけの経済発展をしてもすぐにつぶれるw
>>35 それこの記事にあるような思考系統と何の関係があるの?