ソース:Gapara.com
http://www.gpara.com/kaigainews/eanda/2010051101/ 何の偶然か、先週末は、ゲームファンが手がけた実写ムービーが次々とネットで発表された。ゲームへの
愛が注ぎ込まれた珠玉の作品の数々を、以下に紹介しよう。
★「Street Fighter: Legacy」(ストリートファイター)
ハリウッド俳優のジョーイ・アンサー(映画「ボーン・アルティメイタム」)が、映像プロを集めて作り、
カプコンの公認まで獲得した作品。3分12秒の間、リュウとケンがひたすら格闘するだけなのだが、
『ストリートファイター』シリーズへの愛とプロの技術が凝縮されている。本作を紹介したニュースサイト
“Joystiq”は、「『ストリートファイター』をうまく映像化する秘訣は、尺を短くすることだ」とまで
言い切っているほど。波動拳や昇龍拳のエフェクトもしっかり魅せてくれる。
■動画:
http://www.youtube.com/watch?v=h2ZXSzaUIBQ ★「Mega Man」(ロックマン)
こちらは、同じくカプコンのゲーム『ロックマン』が元ネタ。2年前から話題にはのぼっていたが、ついに
90分以上の本編がフルで鑑賞できるようになった。出演者の演技は微妙だが、視覚効果や音響は力が入っており、
ファン作品としての出来は悪くない。ロックマンになる主人公ロックとヒロイン・ロールの役をアジア系の
人が演じているのは、本作を手がけたファンが日本のゲームをリスペクトしているからのようだ。
★「Desert Story」(Fall out)
核戦争後の地球が舞台のRPG『Fall out』シリーズをもとに作られた、約6分半のショートムービー。
荒野の真っ只中で娼館を営む夫婦のもとに、謎の男が現れた。彼の目的と意外な結末とは……?
荒廃した世界描写や小道具の使い方などに、ゲームの雰囲気がよくあらわれている。
ゲームファンの手で、これだけ多くの実写ムービーが作られるようになったのは、もちろん制作ツールが
容易に手に入り、作品をネットで発表しやすくなったこともあるが、今までゲームの映像化を手がけてきた
ハリウッドがあまりにもふがいなかったから、というのも要因かもしれない。
※依頼がありました