【社説】納品日に間に合わず、質をかえりみずに製品を仕立て、その場をしのごうとする…普天間への鳩山政権の対応、こんな印象を受ける
納品日に間に合わないメーカーが質をかえりみずに製品を仕立て、なんとかその場をしのごうとする。米軍普天間基地問題への
鳩山政権の対応をみると、こんな印象を抱かざるを得ない。
決着の期限となる5月末までいよいよ3週間足らずとなった。
鳩山由紀夫首相は10日に岡田克也外相、北沢俊美防衛相ら関係閣僚を集め、政府の最終案を詰めた。なお調整中として
その内容を伏せているが、せめて、どのような着地を考えているのか説明すべきだ。
気がかりなのは、この土壇場になって、場当たりとしか思えない構想が取りざたされていることだ。
そのひとつが、普天間を含めた沖縄の米軍の訓練を、九州にある複数の自衛隊基地に順番に移転させる「九州ローテーション案」
などだ。鳥島・久米島の両射爆撃場の返還などの負担軽減案をパッケージにして、米側に求める案も出ている。
政府はこれまで、普天間をキャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市)に移設する現行の修正案と、鹿児島県・徳之島への一部
の移転を組み合わせる案を検討してきた。だが、いずれも地元の強い反対に遭っている。
このままでは何も道筋を示せないまま5月末がきてしまう。こんな思いから、新たに訓練の九州ローテーション案なども探りだしたようだ。
「最低でも県外」と訴えてきた首相としては、訓練だけでも県外移設の体裁をとりたいのだろう。
とはいえ、徳之島も説得できないのに、九州の複数の受け入れ先を今から見つけられるのか。さらに、この案で在日米軍の抑止力は
維持できるのかについても、米側としっかり詰める必要がある。
普天間移設の本来の目的は地元の負担を減らすとともに、ヘリの墜落事故などによって日米同盟に亀裂が生じ、日本の安全保障
が揺らぐような事態を防ぐことにある。
5月末に決着できない場合、首相の責任は重い。首相は迷走を反省し、抑止力のあり方をきちんと米側と協議して、本当に同盟を
強める移設の最終案を決めるべきだ。つじつま合わせに走り、安保の機能を歪(ゆが)めてはならない。
ソース(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE2E5E3E1E0E5E7E2E3E3E2E7E0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D
あぁ、これはなかなか上手いたとえだ。日経、なかなか辛辣だなぁw
3 :
名前をあたえないでください:2010/05/11(火) 07:55:20 ID:cYibiX/F
自衛隊の航空ショー、人気あるよ。
「米海兵隊の日本縦断訓練ツァー」なんかどうだろうw
ノ´⌒ヽ,,
γ⌒´ ヽ, 国民の皆様から私がいただいた政権ですから
//"⌒⌒ゝ、 )
i / ⌒ ⌒ ヽ ) 皆様に喜んでいただけるような案を出して
!゙ (・ )` ´( ・) i/
| (_人__) | 私の内閣の方向性をご覧いただくつもりです
\_`ー' _/
cく_>ycく__)
>>2 辛辣だけど、今の日本企業への暗喩にしか思えないのが何とも。
座布団1枚
>ソフトクリーム首相の命知らずの漫言 - 10/05/11 13:03
>塩田潮
ttp://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/fab67a0012b329bcda97ea633406abf9/ > 5月4日、沖縄訪問中の鳩山首相は「学べば学ぶにつけて、沖縄の米軍全体と海兵隊が連携している中で抑止
>力が維持できるという思いに至った」と語った。そんなこととは知らなかった、ごめんなさいと素直に認めたの
>だ。
> 正直で温順、政治家臭さがなく、親しみやすいという評もないわけではないが、甘い、軽い、安直、無責任、
>恥知らずといった批判が噴き出した。首相の姿勢と覚悟も問題だが、それ以上に「言葉」が問われている。
> 「思い」「心」「友愛」などを多用する「鳩山語」の是非ではない。
> 普天間問題で「県外」(昨年7月)、「5月までに」(12月)、「腹案あり」(今年3月)と明言してきて、
>「沖縄県民にお詫びを」「公約は党の公約。発言は私の発言」(5月4日)と言い出した。
> だが、「軽い言葉」はいまに始まったことではない。結党以来のメンバーの民主党議員が「失敗に終わった19
>99〜2002年の代表時代と同じ」と振り返る。このときは「曖昧」「意味不明」「ぶれる」がたびたび問題になり、
>代表失格と判定された。この点を反省したのか、以後は「言い切る」を心がけるようになる。
> ところが、持ち前の率直さと旺盛なサービス精神が裏目に出たのか、言い切るために、今度は、不確かな話を
>つい口走る、言ってはならない本音を口にするといった場面が多くなった。
> 96年夏、結党した民主党を、中曽根元首相は「ソフトクリームみたいなもの。甘くておいしいが、夏が終われ
>ば溶けてなくなる」とからかった。予想は外れ、13年後に政権に到達したが、初代首相の鳩山氏は、甘くておい
>しい言葉を連発し、いま夏がくる前に溶けてなくなりそうな「ソフトクリーム首相」の苦境だ。
> 言葉は政治家の命だが、ソフトクリーム首相の命知らずの漫言は、命取りとなるのか、それとも運よく命拾い
>して溶けずに生き延びることができるか。政権存亡の危機はソフトクリームの季節のこれからが本番である。
製品すらできてねえだろ。一旦自民党が作りかけてた製品を分解して結局同じものを作ろうとしてる途中って感じ