【社会】B型肝炎訴訟原告団がデモ行進 和解協議入り要求

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 B型肝炎訴訟の全国原告・弁護団が20日、東京・日比谷公園からJR東京駅周辺までのデモ行進や、厚生労働省前での座り込みをし、
国が札幌、福岡両地裁の和解勧告を受け入れ、早急に協議に応じるよう訴えた。

 小雨の降る中、行進には全国原告団代表の谷口三枝子さん(60)ら原告や支援者約50人が参加。
「政府は被害者の命と財源をてんびんにかけるな」「民主党は野党時代の約束を守れ」と声を張り上げた。

 長妻昭厚労相は札幌地裁の次回期日の5月14日までに対応を決める意向を示しており、仙谷由人国家戦略担当相ら6閣僚で協議中。原告団は
「被害実態を直接伝えたい」と6閣僚に面談を求めているが、実現のめどは立っていない。

 原告団らは20日、自民党本部で谷垣禎一総裁に面会し、早期に和解協議入りするよう国に働き掛けることを要請。
谷垣総裁は「政府が早いうちに解決策を出すよう、国会の中でも主張していきたい」と応じた。

 長妻厚労相は20日の会見で今後の対応について触れたが「責任ある話ができる時にお話しする」と述べるにとどまった。


(ソース)http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042001000695.html