埼玉県警国際捜査課と大宮東署の合同捜査班は4日、不正作出支払用カード電磁的記録供用と詐欺の疑いで、
中国籍で東京都荒川区西日暮里、無職、劉忠鋒容疑者(24)を逮捕し、足立区佐野、無職、中里良平被告(44)ら
8人=詐欺などの罪で公判中=を組織犯罪処罰法違反の疑いで、さいたま地検に送検した。
合同捜査班の調べでは、劉容疑者らは共謀して、昨年5月20日、千葉県内の大型家電量販店で偽造クレジットカード
を使い、ノートパソコンなど7点(計約62万円相当)をだまし取るなどした疑いが持たれている。
合同捜査班では、劉容疑者らが平成20年5月〜21年6月までの間に、同じ手口で約1億円をだまし取ったとみて捜査を
進めている。
合同捜査班によると、劉容疑者らは一般人のクレジットカードのデータをスキミングして入手し、カードを偽造していた。
劉容疑者は中里容疑者を通じて、組織のリーダーとみられる中国人の指示を日本人の容疑者らに伝達していたという。
同課では中国人のリーダーの行方を追うとともに、全容解明に向け捜査している。
ソース(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/100304/stm1003042110012-n1.htm