【野党】 自民党山形県連内、参院選公認候補の予備選で内紛の火種 現職が「納得がいかない」と加藤紘一県連会長に不信感 

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★自民内紛の様相 予備選控え思惑噴出 参院選山形

 今年夏の参院選山形選挙区(改選数1)で、公認候補の選定を進める自民党県連内が内紛の火種を抱えた。
県連が決めた選定手法に対し、3選立候補を目指す現職の岸宏一氏(69)が沈黙を破り、
「納得がいかない」と不快感を示したからだ。不穏な空気を抱えたまま県連は6日、
公募に応じた2新人の予備選に向けた討論会に突入する。

<加藤氏に不信感>
 岸氏は5日までの河北新報社の取材に対し、選定方法の決定過程に強い不満を示し
「自分の力不足は認めるが、人の道を外している」と憤りをあらわにした。
 岸氏は、今回の手法を導入した加藤紘一県連会長にも言及。「加藤氏が女性新人の公募に関与した」と話し、
「加藤氏が行司役に徹していれば混乱は起きなかった。自作自演だ」と批判した。
 さらに「過去3度の知事選で(加藤氏と)対決したが、加藤氏の衆院選では(地元の)金山町で
自宅を選挙事務所に貸すなど、一貫して加藤氏を支援してきた」と不信感をにじませた。
 岸氏は「どうしても辞めさせたいなら県連会長として『引退したらどうか』と言えばいい。
筋を通さないと駄目だ」と断言。無所属での立候補の可能性は「ノーコメント」と語ったが、
「(党員投票の結果が出た後)心を一つにして応援しようとはならないのではないか」と含みを持たせた。

<尾を引く知事選>
 県連の決定を不服とする岸氏の発言に対し、今井栄喜県連幹事長は「少し焦っているのだろうか。
現職なのだから堂々としていてほしい」と言う。選定方法については「すべての人を満足させる方法はない。
従来の自民党とは違うことをアピールする」と強調した。

 県連幹部の間には「自民党が駄目になったのは現職優先で有為な人材を発掘できなかったことも要因。
世論は世代交代を求めている」と突き放した声も広がっている。
 党の県関係の国会議員は岸氏を除き、加藤氏(衆院山形3区)と遠藤利明氏(衆院比例東北)の2人。
 過去3度の知事選のうち、吉村美栄子知事が誕生した昨年1月の知事選でも加藤、遠藤両氏は当時現職の
斎藤弘氏を支援したが、岸氏は吉村氏を推し、たもとを分かった。このため岸氏とは距離があり、
県連選対委員の一人は「現実問題として岸氏では参院選を乗り切れない」と、岸氏擁立の可能性を否定してみせた。

<党員投票で決着>
 一方、岸氏の地盤・最上地方の支部幹部は「岸氏の知事選の行動を批判されるが、
1年前の知事選は(推薦など)県連の縛りはなかった。尾を引くのは釈然としない。
とにかく最上地方は岸氏でいく」と力を込めた。
 20日に実施する予備選では、公募に応じた山形市議の遠藤和典氏(40)と、
東京財団研究員の大沼瑞穂氏(31)が争う。勝者と岸氏が党員投票で決着をつける。
6日以降、県内5地域で討論会や街頭演説が開かれる。
 岸氏の支持者や執行部に不満を抱く勢力の票の行方は読み切れず、予備選の行方は、混沌としている。

河北新報 http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100206t51009.htm

▽関連スレ
【自民党】 台所事情はガタガタ 党勢衰退で自民党員、前年比2割減と激減 “保守王国”山形県、かつて6万人が今は1万人割れ 
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1265091003/
【自民党】 山形県連が参院選候補選考で予備選、現職サイドは「埋没してしまう」と懸念 加藤紘一県連会長「オープンになった」と満足げ 
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1265014115/

▽過去スレ
【野党】 自民党山形県連、参院選の“純粋”公募見送り 現職岸氏に配慮して『山形オープン方式』で 
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1261865709/
2名前をあたえないでください:2010/02/06(土) 08:19:09 ID:A+b4wYJh
ここにも離党候補者がw
3名前をあたえないでください:2010/02/06(土) 08:46:43 ID:VPRLJ5Sg
岸はたびたびミンス候補を支えてきた自民の裏切り者
カトーはエンタープライズを暗礁に導いた売県奴
漁夫の利で若手の第三者が当選という可能性があるのでぜひ立候補してください。
4名前をあたえないでください:2010/02/06(土) 09:15:58 ID:Y4qvikkf
このスレは自民に不利なニュースだから伸びないな
5ポーク‥‥φ ★
★自民公認選び不協和音 参院選

∞岸氏側「新人優遇だ」

 今夏の参院選山形選挙区(改選数1)の候補者選びを進めている自民党県連内に、不協和音が響き始めた。
公募した新人を予備選挙で1人に絞ったうえで、現職の岸宏一氏(69)とどちらを公認するか党員投票で決める
「山形オープン方式」に、岸氏側から「新人優遇で不公平だ」と不満が噴出。
火種を残したまま、「新人候補者と語る会」が6日、置賜地方を皮切りに始まった。(藤木健)

 新人公募に手を挙げたのは山形市議の遠藤和典氏(40)と東京財団研究員の大沼瑞穂氏(31)。
県連は2人の「語る会」を各地で開いたうえ、20日に県連選対委員による予備選を実施。
その後、選ばれた新人と岸氏の決選投票を党員投票で行う予定だ。
 この方式に、岸氏の支持者らは「語る会をやるほど現職が埋没して不利になる。『シード』の意味がない」
と反発を強めており、岸氏の地元の最上地区の支部は、語る会を開かないことを決めた。
 反発の根っこには、県連執行部への不信感もある。新人の応募要件には党員や有権者の推薦人が一定数必要で、
県連会長の加藤紘一氏は「自分で集められる人でないと」と公言していた。
だが先月20日の選対会議で、加藤氏が大沼氏の推薦人集めに協力したことが発覚。
「行司役の会長が言ったことと違う行動をしている」「オープンと言いながら、岸氏を降ろすための出来レースだ」
との疑念が岸氏側に広がっている。
 こうした中、岸氏自身も4日、都内であった宏池会(古賀派)の総会で「私の不徳の致すところもあるとは思うが、
執行部のやり方に納得のいかない点がある」と、初めて不満をあらわにした。
 県連の今井栄喜幹事長は6日、「(新人を1人に絞った後に)岸さんと新人で、同様の討論会を開くことも
前向きに考えている」と話し、岸氏への配慮をにじませた。
 昨夏の総選挙で下野し、求心力が低下した自民党。
誰が公認候補になっても、敗れた陣営の協力が得られなければ勝利はおぼつかない。

●遠藤氏 大沼氏 語る会で初対決

 遠藤氏と大沼氏の初対決の場となった6日の語る会。会場の川西町中央公民館には党員ら約100人が集まった。
 遠藤氏は「地方の声が国に十分伝わっていない。地方の代表としてモノを申していく」、
大沼氏は「若い世代の意見も採り入れてもらい、上の世代と一緒に日本のあり方を考えたい」とそれぞれ立候補の決意を語った。
 また遠藤氏は、地方自治体の財政基盤強化や環境を鍵とした産業育成などを提言。
二酸化炭素の排出量を数値化し、自治体間で排出権取引をする仕組み作りを主張した。
 大沼氏は事業仕分けに携わった経験から「民主党のマニフェスト実現ありきの仕分けだった」と述べ、現政権を批判。
戸別所得補償制度についても「お金をばらまいても担い手は育たない」と語った。
 会場との質疑応答では「衆院選での自民党の敗因をどう考え、政権奪還のために何をしていくか」との問いも。
両氏とも「国民の声、現場の声が政治に反映されにくくなっていた。対案を出して地道な論戦をしていくしかない」
とほぼ同趣旨の回答だった。
 会場からは「公認はこの2人のうちどちらかだと思っている」との激励も飛んだ。
 両氏とも討論会の前後に米沢市と同町で街頭演説をするなど、知名度アップと支持拡大に精力的に動いた。
 語る会の後、今井幹事長は「若い人だけが情熱を持っているわけではないが、
まずは2人の新鮮さを聞く方も感じたのではないか」と話した。

朝日新聞 http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002080002