★選挙:参院選 自民が長谷川氏擁立へ 現職・中川氏は選考漏れ /北海道
今夏の参院選道選挙区(改選数2)の候補者について、自民党道連の
選考委員会幹事会は1日、元YOSAKOIソーラン祭り組織委員会専務理事で
衆院道1区支部長の長谷川岳氏(38)を擁立することを決めた。
2期12年務めた現職の中川義雄氏(71)は高齢を理由に選考から漏れた。
2日の道連役員会で正式決定し、党本部に公認申請する方針。
社民党道連を除く道内主要政党は候補者の擁立作業を終え、「対決の構図」が固まった。【鈴木勝一】
長谷川氏は愛知県春日井市出身。北大経済学部在学中の92年、YOSAKOIを創設した。
96年には無所属で衆院道1区に出馬して落選。昨年8月の衆院選には自民党公認で立候補し、
12万4343票を獲得したものの、民主党の横路孝弘氏(69)=現衆院議長=に約6万票差で敗れた。
選考委の我孫子健一委員長は長谷川氏について、幹事会開催前に開かれた全体会で
長谷川氏の支持が多かったことを挙げた上で、「YOSAKOIソーラン祭りの実績と
前回衆院選で横路さんを相手に成果を残した」と説明。中川氏の擁立見送りは
「年齢の問題がある。この際、若手のはつらつとした人にやってもらう方がいい」と説明した。
国政選挙3回目の挑戦となる長谷川氏は「北海道経済を立て直すために頑張りたい。
参院選が党にとって勝負になる。新しい自民党に変わったことを有権者に示せるよう、
環境作りに努めたい」と話した。一方、中川氏の札幌事務所は「名寄市での行事に出席しており、
取材に答えられない」と話している。
選考委は札幌市内のホテルで開かれ、長谷川氏、中川氏のほか、道議の船橋利実氏(49)、
武部勤衆院議員の長男で公設第1秘書の武部新氏(39)の計4人が所信を表明し、
各委員が幹事会に文書で意見を提出した。
◇無党派層取り込みカギ 自民・民主、3新人の戦いへ
参院選道選挙区で改選2議席の独占を狙う民主と、1議席死守を最重要課題とする
自民の候補者が1日出そろった。旧民主党結成の98年以降、民主、自民両党がそろって
新人を擁立するのは初めて。両党の3候補者はいずれも札幌市が地盤や出身の新人候補で、
無党派層を視野に入れた道都決戦になる。
自民党道連の慣例では、今回の候補者は1次産業(農林水産業)の代表を選ぶ順番だった。
しかし、道連は昨年8月の衆院選で大敗したことから、札幌の無党派層獲得や世代交代による
党改革のアピールを期待して、慣例を破った格好だ。
長谷川岳氏を推した候補者選考委メンバーは
「党が変わるためには、若い人が立ち上がって将来を見据えていく必要がある」と指摘した。
民主党道連が擁立するのは、民放リポーターの徳永エリ氏(48)と、
札幌市役所職員組合出身で市議の藤川雅司氏(53)の2人で、
それぞれ道連と連合北海道が主軸となって戦う方針だ。
徳永氏には知名度を生かし、無党派層の獲得が期待されている。自民の候補決定について、
佐野法充(のりみち)幹事長は「どなたに決まろうと正々堂々と戦い、道民の審判を頂くだけ」
と語るが、長谷川氏と狙いが重なることから、党内には「長谷川さんは強敵。
札幌での三つどもえの戦いになる」との声が出ている。
道選挙区では、共産党が党道政策委員長、畠山和也氏(38)の擁立を決めているほか、
社民党道連も候補者を擁立する方針。【堀井恵里子】
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100202ddlk01010281000c.html ▽関連スレ
【野党】 自民党の中川義雄議員(71)「新人と並べられるのはプライドが許さない」と参院選不出馬認める 衆院道11区へのくら替えも否定
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1263887564/ 【自民党】 「昭一の弔い合戦を」 中川義雄参院議員(71)、来夏の参院選出馬に強い意欲
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1260660142/ 続報
★自民「新旧」同じ日に会合 長谷川氏 参院選へ決意表明 中川義氏 支援簡単ではない (02/06 10:25)
夏の参院選道選挙区(改選数2)に自民党から出馬する衆院道1区支部長の長谷川岳氏(38)と、
現職の中川義雄氏(71)が5日、札幌市内で支持者を集めた会合を、それぞれ開いた。
党本部の公認が同日、決定した長谷川氏は参院選への出馬を正式に表明する一方、
中川氏は引退の意向を表明した。
2月1日に道連の候補者選考委員会で候補に内定した長谷川氏は、政治資金パーティーを開き、
約400人を前に「これまでは1区の長谷川岳だったが、本日から北海道の長谷川として、全力を尽くす」と決意を表明。
終了後、記者団に「特に農業政策では中川先生を頼りたい」と現職への配慮も見せた。
一方、中川氏は約180人を集めて新年交礼会を開いた。
会合後、報道陣に「党の(候補選考の)決定には従う。(任期満了後は)議員ではない立場で、政治活動を続ける」と述べた。
ただ、長谷川氏への支援については「そう簡単ではない」と述べ、しこりを残したことをうかがわせた。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/214190.html