【社会】絶滅危惧種のライチョウ繁殖へ富山市本腰、まず北極圏種を飼育

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絶滅危惧種に指定されているニホンライチョウの繁殖に、富山市が本格的に乗り出します。
富山市ファミリーパークでは、東京の上野動物園と共同で、ノルウェーなど北極圏に生息する「スバールバルライチョウ」の
人工飼育や繁殖に取り組み、ニホンライチョウに応用可能な技術の確立を目指します。

これは1日の富山市の定例会見で、森市長が明らかにしたものです。今回、保護増殖を目指すライチョウは、
ノルウェーなど北極圏に多く生息するスバールバルライチョウです。このスバールバルライチョウは、北アルプスに
生息するニホンライチョウと同じ種類で、体長が33センチから38センチと、大きさや生態もニホンライチョウと良く似ています。

30年ほど前には全国で3000羽と推定されていたニホンライチョウは現在、1700羽程度までおよそ4割も減少しているといわれています。
ライチョウが食べる高山植物を目当てに、シカやサルが高山帯へ上がってくるようになり、ライチョウのエサである植物を
食べ荒らすようになったことが原因とみられます。

ライチョウと同じ国の天然記念物に指定されている新潟県佐渡のトキ。人工ふ化や繁殖施設などに国や県などが予算をつけ、
数億円かけて保護してきた結果、2008年までに123羽にまで増えました。一方、ライチョウはまだ緊急対応は必要ないとして、
かけられている予算もトキの数十分の一以下です。県が平成18年にまとめた立山・室道のライチョウの生息数は245羽で、
前回の調査よりも150羽あまり増えていますが、専門家は時間的猶予はないと指摘します。

こうした中で富山市は、すでに国内でライチョウの飼育繁殖研究を始めている上野動物園などと共同で、スバールバルライチョウの
保護増殖事業に乗り出すことを決めました。上野動物園では去年まで、28羽のスバールバルライチョウのふ化に成功。
市ファミリーパークでは、この内のオスとメスのつがい一組を園内で飼育できるよう、現在、上野動物園と協議していて、
3月にもバードハウス内の非公開施設で飼育を始めたい考えです。

また7月には、ノルウェーに市ファミリーパークの職員を派遣し、受精卵を持ち帰って人口ふ化に挑戦する計画です。
ニホンライチョウに応用可能な技術を確立することで、絶滅を防ぐとともに、ライチョウの生息する富山市を保護増殖の
拠点にしたいとしています。市ファミリーパークでは、上野動物園から借り入れるノルウェーのライチョウの育成管理が
安定すれば、飼育状況を映像にて展示するということです。

http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20100201172106&MOVE_ON=1

依頼がありました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1263224406/164
2名前をあたえないでください:2010/02/02(火) 01:18:10 ID:jLk5AuRh
雷鳥のたまごはおいしい。
3名前をあたえないでください
シカやサルの餌が減ってるからでしょう
人工林をなんとかしろ