【ニューデリー時事】アフガニスタンの首都カブール中心部で18日午前(日本時間同日午後)、
大統領府や複数の省庁、中央銀行などを爆発物やロケット砲、小銃で攻撃する波状テロがあった。
反政府勢力タリバンがAFP通信に電話で、政府機関を標的にテロを行ったことを認めた。
同通信によると、タリバン側の2人が殺害されたほか、民間人を含む少なくとも13人が負傷した。
大統領府ではこの日、カルザイ大統領再選を受けた一部閣僚の就任式が予定されていた。
新内閣の発足に合わせる形でテロを仕掛け、政府に大きな打撃を与えることを狙った可能性がある。
犯行声明では、標的にされたのは大統領府のほか、財務省や法務省、鉱工業省、中央銀行で、
自爆要員20人を送り込んだとしている。爆発を伴う激しい銃撃戦は2時間以上続いた。
地元の記者によれば、閣僚就任式は中止された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100118-00000089-jij-int