新人5人の一番乗りで、寮へ足を踏み入れた。
山田は、アルバム1冊分の高校時代の思い出写真を持参。
あどけなさを残す顔で、ビックリ仰天の“血縁”を明かした。
「年末に山田コレクションを見に行きました。
館長が、お母さんのおじさんなので…。有名になったら、
僕のものも渡したいと思います」
著名コレクターの山田勝三氏は、母・悦子さん(42)の叔父。
ミスターの秘蔵品や阪神・金本ら1万点のお宝グッズを集めた
「山田スポーツミュージアム」は、福井市内の実家から車で10分の距離だ。
昨年12月27日に約10年ぶりに訪れると、大叔父は大歓迎。
元阪神投手の小林繁氏(57)が巨人時代の1977年沢村賞で受け取った
お宝の金杯の前で「ノブヨシも沢村賞を獲るようになれよ」と激励された。
プロ入り記念に、小学時代に使用したバットを寄贈した。だが目標はでっかく、
ミスターや阪神・金本のような、個人特別コーナーの設立だ。
「体幹のトレーニングはしっかりやってきました。イチから体力づくりをしていきたい」
あす12日から新人合同自主トレ(スカイマーク)が始まる。将来のエース左腕に脈々と流れる、
コレクターの血。新人王に投手タイトルと、プロの世界での“山田コレクション”を、どんどん狙っていく。
http://www.sanspo.com/baseball/news/100111/bsk1001111312000-n2.htm 山田コレクション・スポーツミュージアム
http://www.yamada-collection.jp/