【健康】 たばこ自動販売機の売り上げ減が顕著なため、自販機でミニカー販売 たばこからの転換試行

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★自販機でミニカー販売 たばこからの転換試行

 たばこ自動販売機の売り上げ減が顕著なため、浜松と静岡の自販機関連2社が連携し、
自販機をたばこ以外の商品用に改造する試みを始めた。
静岡市が「ホビー産業のまち」を掲げているとあって、最初の商品を同市製のミニカーに選定。
商品転換第1号の自販機を昨年末、藤枝市内に設置した。

 2社は自販機の管理を手掛ける浜松市中区葵西の田原飲料(田原育宏社長)と、
自販機の販売に携わる静岡市葵区竜南の秀中(永井達也社長)。

 秀中が、たばこ自販機の商品見本陳列スペースをミニカーの箱の大きさに合わせるなど
数万円を掛けて改造し、470円から800円まで5種類の青島文化教材社(葵区流通センター)製
ダイカスト・ミニカーを販売できるようにした。藤枝の設置場所は飲料などの自販機コーナーの一角で、
年間10万円ほど売り上げれば、維持管理費を賄うことができるという。

 県内のたばこ自販機設置者などによると、購入者が成人であることを証明する
カード「taspo」(タスポ)が2008年に導入されて以来、自販機での売り上げは減少傾向。
喫煙者の「タスポ発行手続きが面倒」との声を裏付けるように、
「自販機の売り上げが3割から7割ほど減った」などの嘆き声も漏れる。
自販機設置をやめる廃業者も続出している。

 日本自動販売機工業会(東京都港区)の同年末時点のまとめでも、
全国のたばこ自販機の普及台数は前年比約18%減の約42万台で、自販金額は同約50%減だった。

 ミニカー自販機の試行を進める田原飲料島田営業所の伏見謙二中部エリア部長は
「たばこに代わる物を何とか探したい。静岡のホビーを代表するプラモデルなども検討し、
地域のPRにもつなげたい」と抱負を語る。

静岡新聞 http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100108000000000026.htm