★民主、単独過半数へ積極擁立…決戦・参院選
衆参両院での単独過半数獲得を狙い、積極果敢に候補を擁立する構えの民主党。
野党転落のショックからの立ち直りをかけた戦いを挑む自民党。
政権交代後、初の大型国政選挙となる夏の参院選に向け、各党は「勝てる候補」の擁立に腐心している。
◆「安定政権の夏」◆
民主党は、政権運営を安定させるため、参院での単独過半数確保を目指している。
「逆転の夏」を掲げて与野党逆転を果たした2007年参院選にならい、「安定政権の夏」がキャッチフレーズだ。
夏の参院選での民主党の非改選議席は62。過半数には60議席以上の獲得が必要になる。
小沢幹事長は07年参院選と同様に、29ある1人区で大勝を狙うとともに、
2人区では「共倒れ」の危険を冒してでも候補を2人擁立し、互いに競わせる戦略を立てている。
小沢氏は「キーワードは若さと女性だ」と語っており、3人区の5府県(埼玉、神奈川、千葉、愛知、大阪)と
5人区の東京では、女性候補を少なくとも1人擁立する方針だ。
11月に実施した候補公募には、1982人(男性1653人、女性329人)から応募があった。
平均年齢47・1歳と比較的若く、優秀な人材が多いと見ており、各都道府県連による調整が難航した場合、
党本部主導で公募の合格者を擁立する考えだ。
◆比例は著名人など40人前後◆
比例選の候補は40人前後になる見通しだ。無党派層の掘り起こしを狙い、女優の岡崎友紀氏、
元プロレスラーの前田日明(あきら)氏ら著名人の公認を内定。
さらに、ソウル、バルセロナ両五輪メダリストの池谷幸雄氏、シドニー五輪メダリストの中村真衣氏らの擁立も浮上している。
連合の組織内候補は07年参院選で7人全員が当選した。今回は、日本郵政グループ労働組合(JP労組)と、
社民党支持から切り替えた私鉄総連などを加えて10人を擁立する。
石井一選挙対策委員長は、選挙区選、比例選ともに「2月中に候補者の大方のメドを付けたい」としている。
16日の党大会で第1次公認を発表し、最大で70人程度となる方向だ。
社民党は、23日の党大会で「改選3議席の倍増」の目標を決める。
国民新党は民主党との選挙協力で、改選2議席を死守したい考えだ。
讀賣新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100101-OYT1T00550.htm ▽関連スレ
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