★追い込まれる丹波氏
自民党衆院茨城6区の支部長が決まらない。
8月の総選挙で落選したベテランの丹羽雄哉氏(65)が党本部の内定を受けたものの、地元の一部が反発。
正式決定に至らないまま越年することになった。1区の支部長を返上した赤城徳彦氏(50)に続き、
閣僚経験者が厳しい状況に追い込まれている。(岡村夏樹)
今月16日。土浦市に6区の県議や地域支部の幹部など約25人が集まった。
次期衆院選の公認候補となる茨城衆院6区の支部長が丹羽氏でいいかどうかを話し合うためだ。
関係者によると、「丹羽さんが出ると言っているのだから応援するしかない」という意見が出た一方、
「国政復帰を目指すかどうかも私のところには言いにきていない」「何の仕事もしていない」などの
厳しい声が上がったという。結局「欠席裁判では仕方がない」ということになり、
丹羽氏に出席を求めて再度話し合うことになった。次回は年明けになる。
11月26日には、6区内の県議が集まって話し合いが行われていた。
「丹羽氏がこのまま支部長になり、次期衆院選に出ても誰も支援しない」。
ある県議から厳しい声が飛び、他の県議からも丹羽氏を擁護する声は出なかった。
出席した県議の一人は「みな、丹羽さんの支部長には反対ということだ」と説明する。
党本部は総選挙で落選した候補者のうち、惜敗率が60%以上、
年齢が65歳以下なら、次期公認候補となる支部長になれるとしている。
3区で落選した葉梨康弘氏(50)と丹羽氏については60%に
引き下げる前の基準(70%)をもクリアしており、11月には党本部から内定が出た。
しかし、その後の両氏のたどる道は正反対だった。
葉梨氏は11月に地元の賛成を得て支部長に決定し、丹羽氏は越年。
ある県連幹部は「一生懸命回っている姿が支援者に伝わっているか伝わっていないかの差だ」と解説する。
総選挙と同日選で行われた知事選をめぐる対応も「丹羽離れ」につながっている。
自民党推薦で立候補し、落選した元国土交通事務次官の小幡政人氏(64)は土浦市出身。
地元候補とあって6区内の県議は熱心に応援したが、「丹羽氏は何も協力してくれなかった」との思いがある。
支部長になれなければ次期衆院選の公認は得られない。
丹羽氏にとって状況は厳しいが、楽観的な見方もある。
6区内の別の県議は「今はガスをはき出す期間。好き勝手言って不満をはき出せばいい」と前置きし、
「それが終われば、丹羽さんでまとまるよ。1区とは違う」と話す。
朝日新聞
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000912200003 ▽過去スレ
【野党】 「赤城(徳彦)さんでは勝てない」などと露骨な意見が県議から続出 自民党茨城県連、小選挙区の支部長選び霧中
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1258511409/ 【自民党】 政界引退明言せず波紋 赤城徳彦元農相(50)『衆院選茨城1区の支部長を返上』 地方議員は、あきれた様子
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1260449222/