◇鳩山首相の実姉を参考人聴取 東京地検 資金提供に関与か
鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、
東京地検特捜部が鳩山氏の実姉を参考人として事情聴取していたことが16日、
関係者への取材で分かった。偽装献金の原資の一部となった実母(87)から
鳩山氏側への資金提供に実姉が一部関与していた可能性があることから、
特捜部は実姉から資金提供の経緯について詳しい説明を求めたとみられる。
特捜部は偽装献金の捜査をほぼ終えているとされ、近く鳩山氏から虚偽記載への
関与を否定する上申書の提出を受け、来週にも懇話会の会計事務担当だった
元公設第1秘書を政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で在宅起訴する方針。
関係者によると、実母から鳩山氏側への資金提供は平成20年までの6年余りで
総額11億円以上に上る。20年までの5年間では計9億円で、このうち1億円余りが
偽装献金の原資になっていたとされる。実母は実弟の邦夫元総務相側にも
同様に資金提供をしていた。
鳩山氏側への資金提供は元公設秘書が実母の側近を通じて要請し、実母が
了承したことから始まった。資金は鳩山家の資産管理会社「六幸商会」(東京都港区)が
管理していた口座から引き出され、元公設秘書は側近から毎月1500万円を受け取り、
政治資金や鳩山氏の個人的な支出に充てていたとされる。この際、
実姉が一部関与していた可能性があるという。
こうした状況から、特捜部は資金提供の実態解明のため、実姉から参考人聴取したという。
実姉は虚偽記載についてはまったく知らなかったとされる。
鳩山家関係者によると、鳩山氏は実姉と邦夫氏の3人きょうだい。実姉は鳩山家関連財団の
理事を務めるが、政治に直接のかかわりはない。実母の身の回りの世話をしていたという。
特捜部は実母からも参考人聴取する方針を固めていたが、体調を崩した上、
資金提供について了承しただけで手続きは側近らに任せていたことなどから、
聴取見送りも検討している。実母はすでに「詳しい経緯は覚えていないが、
資金提供は息子を応援するためだった」などとする上申書を特捜部に提出している。
鳩山氏についても上申書提出を受け、聴取を見送る方針。鳩山氏は元公設秘書らの
刑事処分後、実母からの資金提供が結果的に贈与に当たることを認め、
修正申告する意向だ。
ソース(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091217/crm0912170207003-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091217/crm0912170207003-n2.htm 関連スレ
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