★「今年の漢字」はやっぱり“薬”? 夕刊フジが独断予想
財団法人日本漢字能力検定協会(漢検協会、京都市)が募集する年末恒例の
「今年の漢字」が11日、京都・清水寺で発表される。
前理事長父子の不正取引事件でイベントの存続が危ぶまれたが、何とか実施にこぎつけた。
政権交代に芸能人薬物事件、新型インフルエンザなどに揺れた今年の漢字は何か。
夕刊フジ漢字マニア記者が独断で「1字」を予想してみた。
今年の列島は「薬」をめぐる話題で揺れた。
元女優、酒井法子(38)やストリッパーに転向した小向美奈子(24)、
元俳優の押尾学容疑者(31)らが覚醒剤や合成麻薬MDMAを使用したとして逮捕され、
連日メディアをにぎわした。大学生も大麻などで相次いで逮捕され、低年齢化も話題になった。
一方、新型インフルエンザが猛威をふるい、国内の死者は100人に。
治療薬タミフルやワクチンの供給問題がクローズアップされた。
クスリ(=麻薬)が今年の象徴となるのは何ともビミョーだが、世界的流行のインフルとの
合わせ技で「薬」となれば、立派な有力候補だ。
自公VS民主の政権選択が争点となった夏の総選挙。1955年以来の本格的な政権交代を
選んだということで「選」も有力。今年スタートの裁判員制度での裁判員「選」びも話題を呼んだ。
自公政権や行政システムの崩壊で「崩」も候補か。
選挙後は「新」の1字がメディアで踊った。
「新」政権が発足するとともに、“小沢チルドレン”といわれる「新」人議員143人が誕生。
行政刷「新」会議で予算のムダを洗い出した。ただし、日本郵政社長などの人事は元官僚があてられ、
「新」味には欠けたが…。
一方、国民生活はデフレ不況の渦中。価格破壊にも歯止めがかからない。
低価格スーツやワンコインジーンズが登場。時代のニーズは「安かろう・悪かろう」ではなく
「安かろう・よかろう」へ移り、企業間の開発競争が続く…ということで「安」。ちょっと安易?
不正事件でミソをつけた漢検協会としては「新」あたりに落ち着いて再出発を飾りたいところだが、
前理事長父子は一部無罪を主張して依然公判中。まず過去を真摯に「省」みるのが先!?
そこで、過去の文字との兼ね合いなども考慮して、
夕刊フジでは最有力に「薬」、続けて「新」「選」をあげる。
■過去の「今年の漢字」
2000年 金
01年 戦
02年 帰
03年 虎
04年 災
05年 愛
06年 命
07年 偽
08年 変
09年 ?
ネタりか
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