◇就職内定率:県内16大学、最低の43.7% 不況の影響、若年層にも /岡山
県内16大学(大学校を含む)の来春新卒学生の就職内定率(10月末)が、
統計を取り始めた95年以降最低の43・7%に落ち込んだことが27日、
岡山労働局の調査で分かった。前年比11・2%減と落ち込み幅も過去最大。
文科省などの全国調査(112校抽出)でも内定率は62・5%と過去最低の水準。
昨秋来の世界的な不況の影響が、若年層にものしかかっていることが明らかになった。
労働局の調査によると、16大学の来春卒業予定者は8230人。就職を希望する4836人のうち
10月末までに内定が決まったのは2113人にとどまる43・7%で、過去最低だった01年の
44・0%を0・3ポイント下回った。今月、コンベックス岡山(北区)であった合同就職面接会には、
参加企業が116社と前年からほぼ半減したのに対し、学生は約150人増の791人が参加するなど
厳しい就職環境が浮き彫りになっている。
一方、01年は“就職氷河期”と呼ばれた時期にあたり、新卒で就職できなかった層が
派遣労働やフリーターなど非正規雇用に流れ、「若年層格差拡大の要因になった」と
指摘する専門家もいる。
◇学生の労働状況に詳しい上武大学の田中秀臣教授(日本経済論)
デフレ、円高と不況要因が直撃しており、全国的に就職状況の好転は見込めず、
長期化するおそれがある。学生には、無名でも良い企業を見つけるために
企業研究をするよう進めている。ただし、学生が努力しても経済全体が
落ち込めば手の打ちようがない。政府は円高、デフレを止めて
好景気に転じる政策を総動員すべきだ。
ソース(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20091128ddlk33100695000c.html 関連スレ
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