◇県内大学の就職内定率67.5% 10月末、前年は8割
福井労働局は27日、福井県内の高校・大学生ら来年3月卒業者の
10月末現在の就職内定状況を発表した。大学生の就職内定率は67・5%で、
8割に達していた前年同期に比べ12・6ポイント減少した。
同時期の大学生の就職内定率が6割台となるのは
4年ぶり(2006年3月卒生、68・7%)。
大学生の求職者数は1444人で前年同期比11・7%減。一方、求人数は
2万9217人で同43・6%減と大きな落ち込みになっている。
県内就職率は42・4%で同4・4ポイント上昇した。
大学、短大、高専、専修学校を合わせた学生の就職内定率は56・4%で
前年同期比10・7ポイント減。県内就職率は55・3%で同4・8ポイント上昇した。
大学以外の就職内定率は、短大が37・3%で前年同期比2・2ポイント減、
高専が88・0%で同4・8ポイント減、専修学校は36・8%で同9・1ポイント減。
特に事務系の専修学校の就職内定率が下がっているという。
高校生の就職内定率は76・0%で前年同期比5・5ポイント減。
県内就職率は86・8%で同1・9ポイント減った。
同労働局はデフレや円高の影響も予想されることから
「今後、例年のように内定率が上昇していくか懸念している。
求人確保に努めたい」としている。
ソース(福井新聞)
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=9123