民主党の小沢一郎幹事長は15日午後、青森市内で開かれた参院議員の会合で
「自分が行政の問題をちょっとでもしゃべるとマスコミが何倍にも騒ぎ立てる。
ひたすら黙って我慢しながら、選挙の担当は選挙、党務は党務でやっている」と述べ、
政策面での発言を“自粛”していることを紹介した。
その一方で、小沢氏は経済協力開発機構(OECD)加盟国で
日本の貧困率が4番目に高いことに言及。
「小泉内閣以来の自由競争万能、市場原理万能の政治で格差の大きい国になった。
このままでは地域社会は衰退する。地域が衰退すれば日本の国自体も崩壊する」と語り、
格差社会是正に取り組む必要性を訴えた。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20091116-566389.html