愛知県刈谷市内の土地の借地権譲渡契約交渉をめぐり、交渉相手から現金200万円を受け取ったとして、
名古屋地検特捜部は12日、弁護士法違反(汚職行為の禁止)容疑で、
愛知県弁護士会所属の弁護士、鈴木順二容疑者(62)=名古屋市瑞穂区=を逮捕した。
特捜部によると、容疑を否認しているという。
弁護士法では、弁護士が依頼者の交渉相手から利益を得ることは禁止されている。
特捜部は鈴木容疑者の事務所など関係先を家宅捜索し、
受け取った現金の使途などについて調べる。
逮捕容疑では、同容疑者は刈谷市内の土地の借地権譲渡について、
借地人の男性から土地の所有者の不動産会社との交渉を依頼された。
2007年5月25日ごろ、名古屋市中区の自分の事務所で、
借地権譲渡契約をまとめてくれた謝礼と知りながら、
同社の代表取締役らから現金200万円を受け取った疑い。
(2009/11/12-21:47)
時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009111200991 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009111200991